静岡県発の高校生向けアントレプレナーシップ育成プログラムの成功事例
2026年3月20日、静岡県男女共同参画センターあざれあにて、高校生向けアントレプレナーシッププログラム「FuJI #2(Future Japan Innovator 2期)」の成果報告会が行われました。プログラムは、株式会社RePlayceが運営を担当し、19名の高校生が約8ヶ月間の実践的な活動を経て、自ら考えたビジネス案を発表しました。
多様なテーマが並んだプレゼンテーション
このイベントでは、いくつかのチームが静岡の地域課題や社会的なテーマに取り組み、独自のビジネス案を作り上げました。例えば、
- - IZUscape: 地域の観光を促進する体験型アプリ。
- - Aster: LGBTQへの支援を行うSNSサービス。
- - RforU: 制服のリユースに新たな価値を広めるビジネス。
- - BioLac: 牛乳を活用したサステナブルなビジネスモデル。
発表時、高校生たちは自らの思いやアイディアを力強く語り、多くの拍手が会場を包みました。特に廃棄物資源化に取り組む
SymLoopのプレゼンは、審査員からも高評価を得るなど、各チームが魅力あるアイディアを持っていることが示されました。
審査結果と感動の瞬間
審査の結果、最優秀賞は、女性電気工事士と女性顧客をつなぐアプリを提案した
いなずまが受賞しました。また、優秀賞には
DODと
IZUscapeが選ばれました。受賞した生徒たちは、ビジネス案が認められたことに喜びを表現し、彼らに協力してくれた全ての人々への感謝を述べました。
鈴木知事や審査員からのエール
静岡県知事の鈴木康友氏は、「熱量のこもった素晴らしいプレゼンに心を動かされた」と感想を述べるとともに、「新しいビジネスが日常的な課題から生まれることを期待している」と強調しました。また、審査員からは「全てのチームが地域への思いを持っている」との声が寄せられました。
特に女子生徒の参加が多かったことに関しても、「スタートアップの多様性が広がっている兆しを感じた」との評価があり、今後のビジネス界をけん引していく可能性を示唆しました。
特別講演と生徒たちの評価
また、特別講演として起業家の成田修造氏が登壇し、逆境を乗り越える力の重要性や挑戦することの意義について高校生たちに語りました。この講演も生徒たちにとって刺激的な体験となったようです。
成果報告会を終えた参加者からは、プログラムの満足度が「5点満点中4.6点」という高評価を得ており、起業に対する関心も強まっていることが分かりました。多くの生徒が「自信がついた」「行動することが怖くなくなった」と語る中、彼らの挑戦が今後のキャリアにどのように影響を与えるのか楽しみです。
今後の展望
RePlayceは、今後も「FuJI」をはじめとした実践型の教育プログラムを通じて、地域や全国にその活動の輪を広げていくことを目指しています。生徒たちの無限の可能性を引き出す取り組みに期待が寄せられています。