玉川大師 ガンマ波サウンド
2024-07-18 14:38:16

玉川大師、認知症予防に「ガンマ波サウンド」導入 毎日出力開始で参拝者増加

玉川大師、認知症予防に「ガンマ波サウンド」導入 毎日出力開始で参拝者増加



東京都世田谷区にある、東京23区唯一の“ぼけ封じ関東三十三観音霊場”として知られる玉川大師が、認知症予防プログラムなどに活用されている「ガンマ波サウンド」の出力時間を拡大した。

2024年3月に寺院業界で初めて導入された「ガンマ波サウンド」スピーカー「kikippa」は、従来は週末の祈祷時間前後に雅楽の音声に40Hz変調を施して出力していた。しかし、7月からは毎日朝9時から16時までと、大幅な出力時間の拡大を実施している。

この取り組みは、認知症予防効果への期待から生まれた。玉川大師では、もともと「ぼけ封じ」の願いとともに多くの参拝者が訪れていたが、kikippaの導入後、都内外、遠くは沖縄からも「ガンマ波サウンド」を求めて、ご高齢の方を中心に参拝者が増加。

しかし、週末のみの出力では、平日に来寺した参拝者がガンマ波サウンドを体験できないという声も多く寄せられていた。そこで、参拝者がより多く「ガンマ波サウンド」を体験できるよう、毎日出力することを決定したという。

玉川大師では、認知症で悩む方々にとって、少しでも心の支えになればと、この取り組みを推進している。

ガンマ波サウンドとは?



「ガンマ波サウンド」は、テレビなどの音声を40Hzに変調させたもので、聴覚を通じて脳波の一種である「ガンマ波」を引き起こすことが確認されている。ガンマ波は、集中力や思考力を高めると考えられており、年齢とともに減少しやすいともいわれる。

玉川大師について



玉川大師は、正式名称を寶泉山玉眞院といい、真言宗智山派の寺院である。創建は大正時代で、龍海大和尚により大師堂が、その後6年の歳月をかけて、昭和9年(1934年)に竜海阿闍梨が地下仏殿を建立した。地下仏殿は地下5メートルの深さの場所に、長さ100メートルにも及ぶ総鉄筋コンクリート造りの拝殿であり、日本でも有数の地下霊場である。

御本尊には弘法大師像が、境内には水子地蔵尊像、安産子育地蔵尊、不動明王像、ぼけ封じ観世音菩薩像が祀られており、開運招福、厄除け、ぼけ封じのご利益がある。

認知症予防への取り組み



玉川大師では、「ガンマ波サウンド」の導入以外にも、認知症予防に関する様々な取り組みを行っている。今後、これらの取り組みを通じて、地域住民の健康増進に貢献していくとしている。


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