衣類のリサイクル市
2024-10-15 23:51:17

能登半島で開催される衣類のリサイクル市の魅力と意義

能登半島で開催される「衣類のリサイクル市」の魅力



能登半島での冬に向けた支援活動が新たな形で展開されます。社会福祉法人グリーンコープは、厳しい寒さに備えた衣類の不足に対応するため、10月19日(土)に「衣類のリサイクル市」を開催します。このイベントは、地域住民と連携を図りつつ、被災者に暖かい衣類を提供し、さらに地域の支え合いの精神を深めることを目的としています。

背景と目的



2024年1月に発生した能登半島地震以降、石川県七尾市を拠点に支援活動を行ってきたグリーンコープ。9月には記録的な大雨による甚大な被害が発生し、避難所や仮設住宅にいる人々から「衣類が必要」との声が寄せられました。寒さが厳しくなる中、特に冬物衣類や防寒具の不足が懸念されており、地域の人々に温かい衣類を届けるための活動が求められています。

そこで、グリーンコープはファイバーリサイクル運動を通じて、必要な衣類を集めることにしました。この取り組みでは、自宅で眠っている衣類が寄付され、再び必要な人々に渡される形でリサイクルが行われます。

リサイクル市の詳細



「衣類のリサイクル市」では、秋物・冬物を中心に、上着、ズボン、子ども服、靴など、500点以上の衣類が100円というリーズナブルな価格で提供される予定です。家計への負担を減らすだけでなく、必要な人々に必要なサイズやスタイルの衣類を届けることができる機会でもあります。

また、開催日にはおまねきランチとして、11時30分から焼き鳥やガパオライスが無料で提供されるサービスもあり、地域の絆を深めるイベントの輪を広げることでしょう。おいしい食事を楽しみながら、温かい衣類を手に入れることができるこの機会をお見逃しなく。

ファイバーリサイクル運動の意義



グリーンコープが取り組むファイバーリサイクル運動は、国境を越えた子育て支援や衣類のリユース、生活困窮者の就労支援を目指すものです。寄付された衣類の約8割はパキスタンのアル・カイールアカデミーに届けられ、現地で販売された収益が学校の運営資金となります。このように、国内外をつなぐ支援の流れが生まれています。

日本から送られる衣類の約24トン分の売上で、約250人の子どもたちが学校へ通うことができるのです。身近にある衣類のリユース・リサイクルが、地域の支え合いを促進し、国際的な支援にもつながっています。

開催概要



  • - 日程:2024年10月19日(土)
  • - 時間:10:00~14:00(おまねきランチ:11:30~)
  • - 場所:ふれあいプラザ二勢(石川県輪島市二勢町44)

組織の紹介



グリーンコープ共同体は、九州・近畿・中国地方の生協が連携して設立された団体で、地域に根ざした支援を目指しています。「安心・安全な食べものを子どもたちに」という思いを大切にしながら、地域を豊かにする活動を続けています。

このリサイクル市は、地域の絆を強化し、必要な支援を必要な場所に届ける大事なイベントです。暖かい衣類を求めて、ぜひ足を運んでみてください。


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会社情報

会社名
一般社団法人グリーンコープ共同体
住所
福岡県福岡市博多区博多駅前1-5-1博多大博通ビルディング4F
電話番号
092-481-4800

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