音楽の枠を超えた挑戦『日本ポップス史1966-2023』
日本の音楽シーンを豊かに彩るポップ音楽、その深い歴史を知るための一冊、『日本ポップス史1966-2023あの音楽家の何がすごかったのか』が11月10日の発売からわずか1週間で増刷が決定しました。著者スージー鈴木の手によるこの本は、36名の音楽家たちの功績を通して、ポップミュージックの全体像を描いています。
新しい音楽の扉が開かれる
スージー鈴木は、「この本が特定のアーティストではなく、広範な視点から音楽を捉えたものであることに価値がある」と語ります。彼の著書には、吉田拓郎から米津玄師まで、その時代を代表する音楽家たちが登場し、彼らの功績を通じて日本の音楽シーンの変遷を追います。
著者としての喜びを表現するスージー鈴木は、読者に対し「『推し』以外の音楽にも興味を持ってもらえるきっかけになればいい」と言います。この本は、音楽史の一部を知ることで、さらなる発見や感動を提供することを目的としています。
アマゾンでも大人気!
書籍の好調な売れ行きを反映して、Amazonや楽天ブックスのランキングでもトップに立ちました。このような成功は、昨今の日本の音楽文化において、ポップスが持つ多様性と深みを再評価する動きが影響していると言えるでしょう。
試し読みでさらなる興味を
現在、本書の「はじめに」と「序章1972年の吉田拓郎」が試し読みできます。これを通じて、音楽の時代を振り返るとともに、特別公開された2018年の米津玄師の章を読むことで、彼がもたらした音楽の変革についても理解を深められるでしょう。
波乱に満ちた音楽の道筋
この本は、ただ単にアーティストや作品に焦点を当てるのではなく、「時代性」と「大衆性」にも目を向けています。音楽の発展は、常にその背後にある社会的な要素や歴史的な背景と切り離せないためです。読者はこの本を通じて、単なる音楽の楽しみ方を超えた、より深い理解を得られるでしょう。
スージー鈴木プロフィール
著者のスージー鈴木は、音楽評論家として活躍し、ラジオDJや作家としても知られています。彼はリリースした多くの著書を通じて、日本の音楽文化の広範な考察を行っており、その専門性は非常に高い評価を受けています。
書籍の詳細
- - タイトル: 日本ポップス史1966-2023あの音楽家の何がすごかったのか
- - 著者: スージー鈴木
- - 発売日: 2025年11月10日
- - 価格: 1,133円(税込)
- - ページ数: 288ページ
音楽を愛する全ての人にとって、この一冊は必見です。興味がある方はぜひ手に取り、音楽の歴史を体感してください。