フラワーロスを知ろう
2025-10-02 13:19:06

地元高校生と共に考えるフラワーロス削減イベントの新たな試み

2025年10月19日(日)、エマジャパンホールディングス株式会社とモンテディオ山形が共催するSDGsイベント「ぬり絵体験でフラワーロスを知ろう!」が、山形県のNDソフトスタジアムで開催されます。このイベントは、「社会を学びのフィールドに」とのテーマのもと、地元の惺山高等学校の生徒たちの協力を得て実施されます。

参加者は、結婚式場や葬儀場で廃棄されることになる花々から抽出した絵の具を用いて、モンテディオ山形のマスコットやユニフォームを背景にしたぬり絵体験を行います。完成した作品はその場でラミネートされ、参加者の手元に唯一無二の記念品として渡されます。また、会場には「山形一丸」のフレーズを掲げた大型画用紙が設置され、来場者は自由に寄せ書きができるフォトスポットも楽しめます。

このイベントの開催時間は10時30分から14時までで、事前申し込みは不要です。参加希望者は自由に訪れることができ、地域に根ざした活動として多くの方々に開かれたものとしています。この取り組みは、エマジャパンホールディングスとモンテディオ山形が今年5月に締結したSDGsパートナー契約の一環であり、持続可能な地域社会の実現を目指す活動の一部です。

日本国内ではフラワーロス対策が進められているものの、依然として年間約10億本の生花が廃棄されているという厳しい現実があります。農林水産省によると、来年度には約28億本の切り花が出荷されますが、生産段階では2~3割の花が廃棄され、最終的には多くの花が無駄にされています。結婚式や葬儀、さまざまなイベントの中で日常的に発生するこのフラワーロスは、私たちの生活に深く根ざした問題です。

最近では、レンタル装花やドライフラワーといった新たな取り組みも広まっていますが、依然として多くの生花が廃棄され続ける現状には変わりありません。このイベントでは、本来不要となるはずの生花を絵の具として再利用することで、来場者にフラワーロス問題を身近なものとして感じてもらうことを目的としています。そして、参加者一人ひとりに「つくる責任、つかう責任」を意識してもらうことが、本施策の大きな狙いです。

フラワーロスを知るこのイベントは地域を超えた皆さんの意識を高めるだけでなく、社会全体で問題を考えるための良いきっかけになるでしょう。興味がある方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。生花の新たな活用法を学び、地域社会の一員としての思いを深める貴重な機会が待っています。

また、イベントの詳細については、NDソフトスタジアムのSDGsブースで確認でき、アクセスもJR天童南駅から徒歩15分と便利です。自動車での来場も可能で、6,000台収容可能な無料駐車場も完備されています。

モンテディオ山形は、日本プロサッカーリーグに加盟するクラブで、地域社会の活性化を目指して多くの活動を展開しています。エマジャパンホールディングス株式会社も、環境への配慮を大切にしながら事業を展開しており、持続可能な社会作りに貢献しています。ぜひこの機会に、フラワーロスの現状を知り、地域社会の一員としての意識を新たにしていただければと思います。


画像1

画像2

画像3

画像4

会社情報

会社名
エマジャパンホールディングス株式会社
住所
東京都文京区湯島三丁目26番5号
電話番号
03-5807-6890

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。