高知県須崎市が新たな水産加工工場の建設を目指すクラウドファンディングを開始

高知県須崎市のクラウドファンディングプロジェクト

高知県須崎市が、市の特産品をさらに魅力的にするための水産加工工場の建設を支援するクラウドファンディングプロジェクトを始めました。このプロジェクトは、ふるさと納税サイト「ふるなび」によって運営されています。

プロジェクトの概要

このクラウドファンディングプロジェクトの名称は「おさかなのまち・須崎！水産加工第2工場の建設及び水産加工品ブランド化プロジェクト」です。すでに設置されている水産加工場に多くの寄附者からの支援を受けて、さらなる増産が求められたため、今回の第2工場建設計画が立ち上がったのです。

新工場では、須崎市が誇る名産品、特に鰹のタタキを中心に加工が行われます。新たな工場では、鰹の鮮度を保つための仕入れルートの確保や、その風味を引き立てる藁焼き加工、さらには最先端の急速冷凍技術を用いることにより、高品質な水産加工品を大量に生産し、コストを削減しつつ提供します。また、須崎名物として知られる「須崎勘八」も加工の目玉となり、この高級ブランドカンパチの特性を活かした洗練された加工法を採用し、鮮度を保持した状態で全国に流通させます。

その背景には、地元の皆さんに「食」の素晴らしさを伝え、須崎市をより知ってもらいたいという強い思いがあります。鮮やかな海の幸の豊かさを最大限に活用し、皆様に新たな“食”の体験を提供することを目指しています。

寄附金の使途

寄附者から集まる資金は主に、水産加工第2工場の建設や、さらに水産加工品のブランド化に活用されます。このプロジェクトの成功は、須崎市の地域活性化に大きく寄与し、地元経済の活性化につながると言えるでしょう。

須崎市の魅力

高知県須崎市は、自然豊かで美味しい海の幸を楽しめる場所です。新荘川ではニホンカワウソが確認されるなど、清流が広がり、新鮮な魚介類にも恵まれています。特にカツオの名産地として知られ、そのタタキは絶品。さらに、養殖業の発祥の地として記録されており、ブランド化された「極みブリ」や「乙女鯛」も忘れてはいけません。須崎市の美味しい特産品は、地元の人々の誇りでもあります。

ふるなびの役割

「ふるなび」は、全国の市町村に寄附金を集め、地域活性化を支援するふるさと納税サイトです。このサイトでは、寄附者に対するリワードプログラムとして、ふるなびコインを提供しており、Amazonギフトカードや各種ポイントと交換が可能です。2024年からは、提携する5000以上のホテルや飲食店での利用が可能なポイント型返礼品「ふるなびトラベル」も開始予定で、さらに多くの地域の魅力を混ぜて楽しむことができるようになります。

まとめ

須崎市の新しい水産加工工場プロジェクトは、地域の特産品をより一層深く知ってもらう貴重な機会です。寄附者の協力を得て、この取り組みが成功することで、須崎市はさらなる魅力を発展させていくことでしょう。興味のある方は、ぜひクラウドファンディングのページをご覧ください。未来の「食」を創造するこのプロジェクトに、参加してみてはいかがでしょうか。