若手アーティストを支援し、街に活気を!「ソノ アイダ#TOKYO MIDTOWN AWARD」が期間延長
2024年2月10日からスタートした、若手アーティストの成長支援と日本橋の活性化を目的としたプロジェクト「ソノ アイダ#TOKYO MIDTOWN AWARD」。
このプロジェクトは、東京ミッドタウンが毎年開催している「TOKYO MIDTOWN AWARD」の新たな取り組みとして、都市の隙間を空間メディアとして活用するアートプロジェクト「ソノ アイダ」とコラボレーションしたものです。
アーティストたちは、日本橋室町162ビルの1階に設置されたスタジオで作品制作を行い、ビジターとの交流を通して自身の感性を社会にどのように活かせるのかを体験しています。
このプロジェクトは、アーティストと街の人々との触れ合いを通して、日本橋に新たな賑わいの場を生み出しています。
さらなる発展を目指して期間延長
このプロジェクトは、さらなる発展を目指し、2025年1月26日まで期間延長されることが決定しました。
第4期参加アーティストに柴田まお氏と牧野永美子氏が決定
期間延長に伴い、第4期参加アーティストとして、柴田まお氏と牧野永美子氏が決定しました。
柴田まお氏は、TOKYO MIDTOWN AWARD 2021 アートコンペで優秀賞を受賞した彫刻家です。現代で多様化する「人と人の繋がり」をテーマに、彫刻やインスタレーション作品を発表しています。
牧野永美子氏は、Tokyo Midtown Award 2010 アートコンペで準グランプリを受賞したアーティストです。動物をモチーフに、人間らしさとは何かという視点から作品を制作しています。
多彩なプログラムで街を活性化
本プロジェクトでは、アーティストによる作品制作に加え、ワークショップやイベントも開催されています。
アートに関わる人だけでなく、街を往来する様々な人が集まる新しいアートスペースの形を提案することで、日本橋エリアをより魅力的な場所にしています。
日本橋の街とアーティストの融合
アーティストたちは、日本橋の歴史や文化に触れながら、街の人々との交流を通して新たなインスピレーションを得ています。
また、街の人々にとっても、普段目にすることのないアートの制作現場を体感し、アートへの関心を深める機会となっています。
今後の展開
今後は、日本橋エリアでのパブリックアート展示や仮囲いの装飾など、新たな展開も計画されています。
アートの力で、日本橋の街をさらに活性化させ、文化創造を推進していくことが期待されます。
参加アーティストからのコメント
柴田まお氏
「普段はアトリエでひっそりと制作し、完成された姿を発表する事が多いですが、都市の中心であり、伝統に溢れる日本橋で公開制作を行うことで、今までにない新たな交流と、この環境による即興性を活かした作品を形にできればと期待と不安が膨らんでいます。
人の行き来が戻り始め、目まぐるしく変化し続けるこの時代だからこそ生まれる可能性を信じて、
この街と、私との「その間」をお見せできるよう頑張ります。」
牧野永美子氏
「普段、場所に縛られて制作しているので、自分の場所から離れて公開制作することになり少し緊張しています。TOKYO MIDTOWN AWARDに挑戦したのが2010年。それから縁が続いて、時折こうやって普段はやらない楽しい企画に参加させていただいています。いつも通りは安心ですが、こういうことがあるお陰でいつもと違う表現に挑戦し、引きこもらず作品を発表してこられました。ここで過ごす1か月ちょっとの間にまた新しい何かを得られたらと思います。」
日本橋の新たな魅力を発見!
「ソノ アイダ#TOKYO MIDTOWN AWARD」は、若手アーティストの成長を支援するだけでなく、日本橋の街に新たな活気と創造性を吹き込みます。
ぜひ、日本橋を訪れて、アーティストたちの作品に触れてみてください。