近年、ランサムウェア攻撃による被害が拡大する中、ITセキュリティの専業企業である株式会社セキュアヴェイル(本社:大阪市北区、代表取締役社長:米今政臣、東証グロース:3042)は、ファイアウォールの設定の有効性を第三者目線で診断するサービスを開始しました。
このサービスは、企業が追加のセキュリティ対策投資を検討する前に、現在使用しているファイアウォールが適切に設定され、運用されているかを診断することで、リスク軽減に役立ちます。
セキュアヴェイルが提供する統合セキュリティ運用サービス「NetStare(ネットステア)」は、SOC(Security Operation Center)とNOC(Network Operation Center)の両方を提供する業界でも数少ないサービスです。NetStareは、クライアント企業のネットワーク機器を常時1.1万台以上監視し、1日25億件の膨大なログを収集することで、機器故障、通信障害、サイバー攻撃などを24時間365日体制でいち早く発見します。
新たに開始されたファイアウォール設定診断サービスは、20年以上「NetStare」を提供してきたセキュアヴェイルの運用経験や知見を活かし、ファイアウォールの活用度合いやルールの不備をチェックする診断です。
診断では、以下のような項目が評価されます。
ファイアウォールルールの有効性(期待通り機能するか?)
ファイアウォールルールの妥当性(自社に適したルールか?)
* 活用しきれていないセキュリティ機能の有無
診断結果に基づいて、客観的な評価レポートが提供されます。
このサービスは、他社で購入・設置したファイアウォールや、他社の運用サービスを契約中の企業でも利用可能です。第三者目線の客観的な評価を得ることで、自社のセキュリティ対策の現状を把握することができます。
セキュアヴェイルは、2021年~2022年にかけて、既存の取引先にこの診断サービスを試験的に実施した結果、高い評価を得ました。近年、ランサムウェア被害が深刻化する中で、セキュリティ対策の見直し・強化を必要とする企業からの問い合わせが増加していることから、正式にサービス提供を開始することになりました。
セキュアヴェイルの過去の調査によると、企業のファイアウォールの2台に1台は、ルールが適切に設定されていない、ログが収集されていないなど、セキュリティ上望ましくない状態で運用されているという結果が出ています。
セキュアヴェイルは、ファイアウォール設定診断サービスをはじめ、創業以来培ってきた高度なセキュリティ運用の専門知識を活かしたサービスを通じて、ユーザーに気づきを与え、改善を支援することで、国内企業のサイバーセキュリティ水準の向上に貢献していきます。