新たな地域振興シンポジウム
2020-01-15 23:39:11

スポーツと文化が織りなす地域振興の新たな形を考えるシンポジウム

スポーツ文化ツーリズムシンポジウムが金沢で開催!



2020年1月15日、石川県金沢市の文化ホールで「第4回スポーツ文化ツーリズムシンポジウム」および「スポーツ文化ツーリズムアワード2019」の表彰式が行われました。このイベントは、スポーツ庁、文化庁、観光庁の3つの官庁が連携し、地域振興とインバウンド(訪日外国人観光客)の活性化を目指す取り組みの一環です。

表彰された6団体の紹介



シンポジウムでは、全国から応募のあった中で特に優れた実績を収めた6団体が表彰されました。スポーツ文化ツーリズム賞には、栃木県の日光国立公園マウンテンランニング大会や東京都の剣道体験ツアー【SAMURAI TRIP】が選ばれました。また、スポーツツーリズム賞には新潟県の魚沼国際雪合戦大会や石川県の白山ジオトレイルが、文化ツーリズム賞には三重県の伊賀忍者体験プログラムおよびONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構が選出されました。

それぞれの受賞団体は、地域の魅力を生かし、観光客を惹きつける取り組みを行っています。ディスカッションの中で、どの団体も地域振興に向けての熱い想いを語り、未来に向けた展望を示しました。

新たな地域振興策を探求



シンポジウムでは、スポーツと文化、観光の相乗効果を生かした新たな地域振興策を探るため、基調講演やテーマ講演が行われました。参加した有識者たちは、地域の特性を活かした観光プログラムの開発や、それによる新たな地域ブランドの確立について意見を交わしました。

特に注目されたのは、地元大学生も参加したワークショップです。この活動は、スポーツと文化を融合させた新たな観光プログラムを生み出すことを目指しており、今後の地域活性化に向けた一歩として期待されています。

受賞団体の声



各受賞団体からは、喜びと地域への思いが語られました。日光トレイルランニング実行委員会の代表は、自然や歴史、文化を体験できるイベントの魅力を強調し、さらなる拡充への意欲を示しました。また、剣道体験ツアーの運営側は、国際的な参加者の増加を報告し、新たなステージへの飛躍を誓いました。

更に、魚沼国際雪合戦大会や白山ジオトレイルの代表も、それぞれのイベントの成長への期待や、地域資源を活用した新しい体験を提供することの重要性について語りました。伊賀忍者体験プログラムの実行委員会は、地域住民との連携を深め、より地域に根付いた活動を展開していく方針を示しました。

未来への展望



「第4回スポーツ文化ツーリズムシンポジウム」は、官庁の連携を基盤にした地域振興の可能性を再認識させる場となりました。スポーツや文化の力を借りて地域を活性化する方策は、今後も各地で展開されていくことでしょう。日本独自の魅力を発信し、さらなる観光客を呼び込むためには、今回のような取り組みが欠かせません。

それぞれの地域が持つ個性を活かした観光プログラムは、他地域との差別化を図る上でも重要です。今後の情報発信や施策の進展に注目が集まります。このシンポジウムが、地域の魅力を再発見し、訪れる人々に新たな体験を提供する出発点となることを期待しています。

会社情報

会社名
スポーツ文化ツーリズムアワード2019
住所
東京都千代田区
電話番号

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