オルボテックがJPCA Show 2017で最先端技術を披露しエレクトロニクス業界をリード
オルボテックがJPCA Show 2017での出展を通じて最先端の技術を提示
日本オルボテック株式会社は、2017年6月7日から9日に東京ビッグサイトで開催されるJPCA Show 2017に出展し、様々な最新製品を発表しました。
オルボテックは、エレクトロニクス製造の重要な革新を日々実現している企業であり、Japan Printed Circuit Associationによるこの展示会においては、特にMSAP(セミアディティブ工程)、最先端HDI基板、フレキシブル基板に関連する製造技術を注目しています。
先進的な製品ラインナップ
出展ブースでは、MSAP対応の革新技術の一環として、Ultra Fusion™ 300という光学式自動外観検査装置が紹介されました。この装置は、2Dメトロロジー技術によって、工程内で品質管理を行うことができる先進的な機能を搭載しています。また、ショート欠陥の除去やオープン欠陥の復元が可能なPrecise™ 800も展示され、実用向けの製造ソリューションが具体的に示されました。
さらに、Nuvogo™ Fine 10は、MSAP、HDI、フレックス・リジッドフレックス基板向けの最新のダイレクト・イメージング装置として登場し、その高解像度の露光能力が強調されました。これにより、高スループットにて高品質の製品が提供可能となります。フレキシブル基板向けの印刷技術も進化しており、Sprint™ 200 Flexコンセプトのインクジェットプリンタがその一例で、多様な印刷ニーズに応えています。
Industry 4.0への取り組み
オルボテックは同時に、Industry 4.0とプリント基板製造の統合を目指す新しいソリューション、Smart Factoryの提案も行いました。このスマートファクトリーは、オルボテック製品全般と接続されることにより、リアルタイムでの生産分析やデータ共有が可能になります。Self-diagnosisや障害予測が行えるこのシステムは、製造現場の効率を飛躍的に向上させることが期待されています。
Wood Presentation
また、JPCA Showの新製品紹介セミナーにおいて、オルボテックの木村泰執行役員がIndustry 4.0に向けたSmart Factoryの実現可能性について講演を行います。これにより、オルボテックがどのように生産ラインの課題を解決し、最適化するかを具体的に解説する予定です。
Yair Alcobi、オルボテック・アジア・イーストの社長は、アジア市場における顧客との関係の重要性を強調し、同社のMSAP技術とSmart Factoryソリューションが顧客の生産過程の改善にどう寄与するかについても述べました。
まとめ
オルボテックがJPCA Show 2017で示した技術や製品は、エレクトロニクス業界における製造の未来を示唆しており、これからの市場ニーズに応えるための重要な一歩となります。最先端の技術とイノベーションを持つオルボテックは、今後も継続的な成長が期待されます。
会社情報
- 会社名
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日本オルボテック株式会社
- 住所
- 東京都目黒区青葉台4-7-7住友不動産青葉台ヒルズ6階
- 電話番号
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03-6376-2500