健康経営優良法人2025に9年連続認定
オムロン ヘルスケア株式会社は、経済産業省及び日本健康会議から「健康経営優良法人2025(ホワイト500)」に認定され、これで9年連続となりました。この認定は、同社が健康経営に対して積極的に取り組んでいる証となります。
健康経営方針の制定
2015年7月に制定された同社の健康経営方針は、社員の心身の健康が企業の持続的な成長に寄与するという信念に基づいています。「私たちは、心身ともに健康で、好奇心に満ち溢れ、ワークライフバランスのとれた毎日の中で、失敗を恐れず元気にチャレンジし続け、お客さまが笑顔になる商品やサービスを創造します」というメッセージに表現されています。
この方針のもと、オムロンは健康意識の向上や行動変容を促進する様々な取り組みを続けており、今後も健康経営を重要な経営テーマとして推進していく姿勢を示しています。
主な取り組み内容
特に注目すべきは、オムロンが掲げる循環器事業のビジョン「脳・心血管疾患の発症ゼロ(ゼロイベント)」です。この目標に向けて、全社員に通信機能付きの血圧計や活動量計を配布し、より具体的に健康管理を進めています。毎年実施される「血圧測定月間」では、社員が家庭での血圧測定の重要性を認識し、適切な血圧コントロールに向けた行動変容が促されます。
さらに、高血圧リスクを抱える社員には、医療職から通院や服薬の状況について確認を行うことで、早急にフォロー体制を整えています。これにより、健康リスクを抱える社員が安心して日常生活を送れるよう支援しています。
また、ウォーキング推進活動を通じて、部門間で歩数を競うなどして社員のモチベーションを上げ、コミュニケーションの活性化も図っています。身体を動かすことを楽しむ文化を育てることで、全体として健康な企業風土が醸成されています。
加えて、定期健康診断の際にはロコモティブシンドローム度チェックや健康セミナーを実施し、自身の健康状態を今一度考えてもらう機会を設けています。これらの活動は、社員自らが生活習慣を見直すきっかけとなり、長期的な健康維持へとつながるのです。
結論
オムロン ヘルスケア株式会社の健康経営は、社員の健康増進を通じて企業全体の発展を促す取り組みの表れです。年々拡充される健康プログラムを継続し、全社員が健康的に働ける職場環境を整えることによって、さらなる成長が期待されます。今後もこのような先進的な取り組みが日本の企業において広がることを願っています。
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