株式会社日新、アジアを中心に遂に始動
神奈川県横浜市に本社を置く株式会社日新が、デジタルフォワーディングサービス「Forward ONE」の英語表示機能をリリースしました。この新たな機能により、これまで日本語のみの提供だったサービスが、海外のユーザーにも広く利用されることとなります。これにより、国際的な物流業務の効率化が期待されます。
海外展開の第一歩
昨年6月にリリースした作業進捗管理および本船動静トラッキング機能が、新しい英語表示機能を追加することで、国内外の関係者間での情報共有が一層容易になります。この取り組みは、Forward ONEの市場を拡大し、特に海外のユーザーにも利用していただくための重要なステップとなります。
現時点で英語表示に対応している機能には、本船動静のトラッキング、書類授受、チャット機能などが含まれており、今後も段階的に機能を追加していく予定です。特に、海外現地法人との連携を強化することで、国際輸送事業の展開を加速させる狙いがあります。
高付加価値機能の強化
また、日新は海外対応に留まらず、今後はCO2排出量の比較・算出機能、他国発の見積機能、さらにAIを活用した業務支援機能など、高付加価値機能の開発にも力を入れていく考えです。これにより、専門性の高い物流サービスをさらに強化し、事業の効率化を図ります。
国際物流のDXを推進する
「Forward ONE」を活用することで、より実務に即した実効性の高い国際物流のデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現することが目標です。新しい機能の展開や今後の進化にも、ぜひご期待ください。国際物流の未来を切り開く日新の挑戦が、今始まります。物流業界におけるデジタル化の波を乗りこなすことで、さらに価値あるサービスの提供が可能になるでしょう。