ミャンマーの子どもとワクチン
2022-01-26 13:33:53

ミャンマーの子どもたちを守る!軍事クーデター下でのワクチン支援活動

ミャンマーの子どもたちを守るワクチン支援



2021年度、認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV)は、ミャンマーを含む複数の国々に対し、子どもたちのためのワクチン接種支援を行いました。ミャンマーでは、2022年2月の軍事クーデターによる混乱の中、深刻な医療状況に直面していました。

JCVは、ミャンマーの子どもたちの命を守るため、ウォークイン保冷庫4基を含むコールドチェーン機器を支援しました。この支援は、新型コロナウイルスワクチンの保管にも役立ち、約33万人の子どもと妊婦へのワクチン接種を可能にします。

困難な状況下での支援



ミャンマーは、JCVが1996年から継続支援を行う国です。長年に渡る支援関係の中で、JCVはミャンマーの医療事情の変化を目の当たりにしてきました。しかし、軍事クーデターによる混乱は、医療体制をさらに悪化させ、子どもたちの命を危険にさらす事態となりました。

JCVは、こうした困難な状況の中でも、ミャンマーへの支援を継続しています。それは、子どもたちの命を守るという強い使命感によるものです。

多様な支援内容



JCVの支援は、ミャンマーだけにとどまりません。ラオス、ブータン、バヌアツなど、多くの国々でワクチンや関連機器の提供を行っています。支援内容は国によって異なり、ポリオワクチン、はしか・風疹ワクチン、BCGワクチンなど、多岐に渡ります。さらに、ワクチンを適切に保管するための保冷庫や注射器なども提供されています。

これらの支援は、単にワクチンを届けるだけではありません。適切な保管体制の構築や、医療従事者への研修なども含まれており、持続可能な支援体制の構築を目指しています。

感染症の脅威とワクチンの重要性



新型コロナウイルスの感染拡大は、感染症の脅威を改めて私たちに突きつけました。先進国では忘れられがちですが、途上国では、感染症が依然として多くの命を奪っています。ワクチン接種は、こうした感染症から子どもたちを守るための効果的な手段です。

JCVは、1994年の設立以来、途上国の子どもたちにワクチンを届ける活動を続けてきました。1億人以上の子どもたちの命を守ることに貢献してきたJCVの活動は、これからも続きます。

JCVの概要



JCVは、東京都港区に拠点を置く認定NPO法人です。理事長は剱持睦子さん、創設者は細川佳代子さん(細川護煕元首相夫人、現会長)です。2021年度の支援総額は1億1,641万7,060円にのぼり、その中には、ミャンマーへのコールドチェーン機器支援費用3,640万2,003円も含まれています。

JCVの活動は、ウェブサイト(https://www.jcv-jp.org)で詳しく知ることができます。

まとめ



軍事クーデターに揺れるミャンマーにおいて、JCVのワクチン支援活動は、子どもたちの命を守る上で極めて重要な役割を果たしています。JCVの活動は、私たち一人ひとりに、感染症の脅威とワクチンの必要性を改めて考えさせるものです。

会社情報

会社名
認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV)
住所
東京都港区三田4-1-9三田ヒルサイドビル8F
電話番号
03-5419-1081

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