年齢の壁を越える挑戦
日本ワーキング・ホリデー協会(JAWHM)が、35歳以上の社会人を対象にした新たなセミナーの開催を発表しました。このセミナーは、「35歳からの海外就労・セカンドキャリア実現セミナー」と名付けられ、年齢の壁を乗り越え、海外での就労を目指す方々をサポートします。
セミナーの背景
年齢を気にして海外就労を諦めてしまったり、どう始めればいいのか分からないという声は少なくありません。しかし、グローバルな人材需要が高まる中で年齢制限が緩和され、多様なビザ制度の拡充が進んでいます。こうした状況を受けて、JAWHMは35歳以上の方々に向けた支援を強化することにしました。
セミナーの目的と内容
このセミナーでは、参加者が年齢を活かした新たな挑戦を行えるよう支援を提供します。主な内容は以下の通りです。
- - 海外就労の具体的な方法: 35歳以上がどのようにして海外で働くことができるか、その具体的なルートを紹介します。
- - リアルな費用: 渡航や滞在に関するリアルな費用を提示し、予算設計の参考にしてもらいます。
- - 現地情報: 35歳以上の視点から見る現地の生活や仕事に関する具体的な情報を提供します。
- - 不安の解消: 年齢やキャリアに関しての不安や疑問を解消し、具体的な行動計画を見える化します。
対象と参加方法
参加対象は年齢35歳以上で、真剣に海外就労を目指している方です。ただし、すでに学校・宿泊先・ビザの手続きが完了している方は対象外となります。参加国にはオーストラリア、カナダ、ニュージーランド、イギリス、アイルランドなどが想定されています。
セミナーはオンライン(ZOOM)にて開催し、約30〜45分のセッションが予定されています。少人数制で完全予約制ですので、参加を希望される方は、公式サイトから予約が可能です。
参加者の声
すでにこのセミナーに参加した方々は、その年齢を理由に諦めてはいけないと気づき、海外での新たなキャリアを手に入れています。例えば、42歳の元営業職はシンガポールでプロジェクトリーダーとして転職に成功し、36歳の元事務職の方はドバイでレストランマネージャーとして活躍しています。また、38歳の元ITエンジニアはニュージーランドでの理想的な生活を実現しています。
ワーキングホリデー制度とは
ワーキングホリデー制度は、国際的な文化交流を促進することを目的とした特別なビザ制度です。観光地や留学、就労に関する制約が少ないため、自由度の高い滞在が可能です。このシステムを活用し、多くの方々に新たな挑戦をしていただきたいと考えています。
ワーホリ45周年キャンペーン
本年は日本がオーストラリアとワーキングホリデー協定を結んでから45周年の節目の年です。この記念すべき年に、JAWHMは「すべてのワーホリを最高の体験に」というテーマのもと、さまざまな企画を展開していきます。
まとめ
今年から始まる「35歳からの海外就労・セカンドキャリア実現セミナー」は、年齢にとらわれず新たなキャリアを築きたいと考える全ての方に向けています。詳細や申し込みは公式サイトからご確認いただけますので、ぜひこの機会をご利用ください。