はてなが開発した「GigaViewer for Web」が新たに採用される
株式会社はてなは、2025年3月28日に公開された講談社のWebマンガサイト「ビブリオシリウス」に自社開発のマンガビューワ「GigaViewer for Web」を導入したことを発表しました。これにより、はてなが提供する技術とノウハウを活かして、講談社の提供する作品をより快適に楽しめる環境が整いました。
「ビブリオシリウス」とは
「ビブリオシリウス」は、講談社の少年シリウス編集部が運営するWebマンガサイトです。このサイトでは、『竜が呼んだ娘』や『妖怪アパートの幽雅な日常』といった優れた作品を無料で楽しむことができるため、多くの読者に親しまれています。ユーザーは、自宅でリラックスしながら最新のマンガを楽しめるので、新たな読者層を引き込むきっかけにもなっています。
GigaViewer for Webの特長
「GigaViewer for Web」は、快適なマンガ体験を提供するために、さまざまな便利な機能を搭載しています。例えば、ページめくりのスムーズさや、シンプルなユーザーインターフェースなどが挙げられます。また、作品の入稿や管理、販売システムも整備されているため、マンガサービス提供者にとっても運用コストの削減が期待できます。これらの基盤があることで、より多くの作品が簡単に公開される環境が保証されます。
はてなの取り組み
はてなでは開発だけでなく、継続的なサービスの成長を視野に入れています。ビューワの提供にとどまらず、サイトのデザインやサービス企画、広告運用など、クライアントに対してトータルな支援を提供しています。これは、各社の運営をより効率的に、また収益化をしやすくするための重要な取り組みです。このようにして、はてなは業界全体の成長を促進しているのです。
現在までの採用例
「GigaViewer for Web」が講談社の運営するマンガサービスに採用されるのは、「ビブリオシリウス」で6例目となります。これまでには、「少年ジャンプ+」や「となりのヤングジャンプ」(株式会社集英社)、さらに多くのサービスに搭載された実績があります。2025年3月時点で、16社・25のサービスに広がっており、受け入れられつつあることが伺えます。
今後の展望
はてなは、今後も培った技術力やノウハウを活用して、企業のサービス開発から運営、さらには収益化を支援していく方針です。新しい取り組みと技術をもって、さらなるマンガ文化の発展に貢献していくことでしょう。
株式会社はてなの概要
株式会社はてなは、京都市に本社を構え、多様なサービスを展開しています。代表的なサービスには、コンテンツプラットフォーム「はてなブックマーク」やブログサービス「はてなブログ」があります。多くのユーザーに支えられているはてなは、今後も新たなサービスを提供し続けることでしょう。