「集換社」が「カドラバ」に改名
2025年11月10日、トリシューラ株式会社(東京都中央区)が、トレーディングカードを扱うオールインワンアプリ「集換社」の名称を「カドラバ」に変更することを発表しました。この新たな名称には、トレーディングカードを愛する人々を意識したコンセプトが込められており、今後の運営においてもこの愛情を中心に据えたブランドの進化を目指します。
名称変更の意図と背景
「集換社」は、中国のトレーディングカードゲーム(TCG)市場において圧倒的なシェアを誇り、登録ユーザーは約300万人。1日あたりの取り引き枚数は15万枚を超え、これまでの累計取引枚数は1億枚に達するなど、トレカ文化の発展に寄与しています。新しい名称「カドラバ」は、"card lover(カードを愛する人々)"の意味を持ち、カードプレイヤーにとっての「広場」という存在を目指しています。
この名称変更には、ユーザーとの距離を縮め、共にトレカの魅力を楽しめる場を形成する意図があります。アプリのビジュアルも刷新され、重なり合うカードのデザインが多様なトレカ文化を象徴し、ロゴ下に描かれた笑顔の曲線が、人と人を結ぶ絆を表しています。旧ブランドの黄と黒の配色は、情熱と信頼の象徴であり、トレカ文化を奥深く支える要素ともなっています。
「カドラバ」の特徴
「カドラバ」は、ただの取引アプリに留まらず、プレイヤー同士が情報を共有し、情熱を分かち合うことができる場を提供します。この新たなプラットフォームには、以下の主な機能が搭載されています。
デッキ広場機能
アプリ内には「デッキ広場」というセクションがあり、最新のデッキ情報を簡単に閲覧して参考にできます。例えば、ポケモンカードなどの人気タイトルの上位デッキ情報が多彩にまとめられており、デッキの順位や入賞率も確認可能。この機能により、プレイヤーは環境の変動を瞬時に把握できるだけでなく、構成するデッキの情報まで深く理解することができます。
AI分析機能
さらに、自社開発のトレカ専用AIがプレイヤーの戦略を支援しています。AIは最新のゲーム環境の情報を分析し、初手展開や対策の提案をします。特に、初心者が手軽に戦略を理解できるように設計されているため、デッキ選びやプレイングの理解が助けられます。
購入機能
ユーザーは、最適化されたカードの売買システムを利用して、安心して効率的にカードを購入可能です。「デッキ広場」で興味のあるデッキを選択すれば、それに基づいた最安値の購入プランが提示されます。また、カスタムマッチング機能を使えば、自身でデッキを構築した後もAIが最適な組み合わせを提案してくれます。このシステムにより、トラブルを避けるためのコミュニケーションも可能となります。
「カドラバ」とともにトレカ文化を楽しもう
「カドラバ」は、一つのアプリでトレーディングカードを扱う全ての機能を網羅しており、ポケモンカードや遊戯王、ワンピース、ガンダムなど様々な人気タイトルに対応。初心者から上級者まで、全てのトレカファンにとって快適な娯楽環境を提供することを目指しています。これからの「カドラバ」に期待が高まります。
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