宮城県 仙台市 Smart相談室 キューアンドエー SmartHR

従業員1,400名を超え、2社のグループ会社を持つキューアンドエー株式会社は、従業員のメンタルヘルスとキャリア開発を支援するため、法人向けオンライン対人支援サービス「Smart相談室」を導入しました。

キューアンドエーは、ICTテクニカルサポートサービス事業を提供しており、常に新しい技術やソリューションに対応する必要があり、デジタル技術に精通した人材育成が課題でした。さらに、人材確保の難しさ、働き方に関する従業員の価値観の多様化など、人事部が対応すべき課題は複雑化していました。

同社は、従業員の定着率向上、休職率低下を目指し、カウンセリングサービスを導入していましたが、従業員からの認知が低く、利用率も低い状況でした。また、相談相手を自由に選べないため、カウンセラーとのミスマッチによる相談しにくさや、相談内容が会社に伝わってしまうことによる心理的な不安なども課題としてあげられていました。

さらに、同社は直近で評価制度を刷新し、従業員に求められるスキルを明確化しました。その結果、自身のスキルに不安を感じる従業員が現れましたが、社内にキャリア開発を支援するノウハウが不足しており、十分なサポートを提供できていませんでした。

このような状況の中、キューアンドエーは「SmartHR」の導入をきっかけに、「Smart相談室」の検討を開始しました。「SmartHR」と連携し、カウンセリングサービスを周知できる点、キャリア開発支援も提供できる点に魅力を感じ、「Smart相談室」の導入を決定しました。

「Smart相談室」は、カウンセラー相談、コーチング、医師面談、ハラスメント窓口、ストレスチェック、学習コンテンツ、意見箱、産業医面談調整、eNPS調査など、多岐にわたる機能を提供しています。従業員は、200名を超えるカウンセラーの中から、自ら相談相手を選ぶことができ、心理的安全性を確保した状態で、悩みを打ち明けられます。また、キャリアコンサルタントやプロコーチングの資格保有者が在籍しているため、従業員のキャリア開発や仕事上の悩みにも対応可能です。

「Smart相談室」では、従業員による相談状況をダッシュボード機能でリアルタイムに確認できるため、メンタル不調の傾向や窓口利用状況などを分析し、予防に向けた取り組みにも活用できます。

さらに、同社は「Smart相談室」に加えて、「SmartHR」の従業員サーベイ機能も導入しました。「SmartHR」の従業員データを利用して満足度調査を配信することで、組織課題を見極めるために、従業員データ、満足度調査の結果、「Smart相談室」の相談状況などを掛け合わせて、多角的な分析を行うことができます。

キューアンドエーは、「Smart相談室」と「従業員サーベイ」によって、従業員の本音を把握し、様々な角度から組織課題に気づきを与えることで、従業員に寄り添った、より良い労働環境の実現を目指しています。
キューアンドエーが導入した「Smart相談室」は、従業員のメンタルヘルスとキャリア開発を支援する画期的なサービスです。従来のカウンセリングサービスでは、従業員の相談内容が会社に伝わってしまうことによる心理的な不安や、相談相手を自由に選べないことによるミスマッチなどが課題としてあげられていました。しかし、「Smart相談室」は、200名を超えるカウンセラーの中から、従業員が自ら相談相手を選ぶことができ、心理的安全性を確保した状態で、悩みを打ち明けられます。また、キャリアコンサルタントやプロコーチングの資格保有者が在籍しているため、従業員のキャリア開発や仕事上の悩みにも対応可能です。

さらに、「Smart相談室」は、「SmartHR」との連携によって、カウンセリングサービスを従業員に周知しやすく、従業員データと満足度調査の結果を掛け合わせて、多角的な分析を行うことも可能です。

キューアンドエーは、「Smart相談室」の導入によって、従業員の定着率向上、休職率低下、そして組織全体の成長を促進することを目指しています。従業員のメンタルヘルスとキャリア開発を支援することで、従業員が働きやすい環境を実現し、会社全体の成長につなげるという同社の戦略は、他の企業にとっても参考になるのではないでしょうか。

今後、「Smart相談室」が、従業員の「モヤモヤ」を解消し、「個人の成長」と「組織の成長」を一致させるサービスとして、多くの企業に導入されていくことを期待しています。