桜十字グループが生み出す新たなウェルビーイングの舞台「WELL-BEING THEATER」
桜十字グループは、2023年4月1日、三次元的なウェルビーイング体験を提供する新たな劇場、「WELL-BEING THEATER」を熊本市にオープンしました。これは「生きるを満たす」を目的にした文化の場であり、緊密に関連するウェルビーイングと文化の重要性に着目しています。
人々の文化的な結びつき
人類の歴史において、文化はコミュニティを形成する重要な要素でした。私たちは、食や言語など、生活の基盤となるものとして文化を捉えつつ、時代の変化とともにその役割が進化していったことを理解する必要があります。今日の文化は、単なる生存の手段ではなく、私たちに「豊かさ」をもたらす重要な要素となっています。
芸術や音楽、ダンスなどの表現は、私たちに幸福感をもたらすだけでなく、自身のアイデンティティの認識をも助けてくれます。孤立した地域でも文化は人々を結びつけ、共感を生む力があります。さらに、文化はストレスや孤独感の軽減、認知機能の向上といった身体的、精神的な健康を促進してくれる存在です。
生きるを満たす劇場の意義
桜十字グループは、高齢化社会が進行する日本で、心豊かに生きるための課題に真剣に取り組んでいます。2060年には65歳以上の高齢者が国民の約40%を占めると予測されています。この問題に対し、私たちは高齢者医療や介護の知識をもとに、スポーツや文化の力を活用して、心身の健康を支援します。
例えば、桜十字グループは熊本ヴォルターズというプロバスケットボールチームの運営にも関与しています。スポーツは身体を動かすだけでなく、人々に感動を与え、観戦を通じて一体感を生む手段です。さらに、芸術や演劇、音楽も感情を豊かにし、人と人をつなぐ重要な役割を果たします。桜十字は、「WELL-BEING FRONTIER」として、これらの文化要素を取り入れ、心が豊かになる空間を提供します。
WELL-BEING THEATERの特徴
「WELL-BEING THEATER」は、熊本市に位置し、無料で入場できる施設です。365日開放されており、訪れる人々に感動や喜びを提供します。名物マスコットキャラクターのナースのさくらちゃんとドクターの十字郎くんがゲストを迎え、楽しい体験をお届けします。
桜十字グループは、社員が提案した夢を具現化したこの劇場を通じて、心と体が共鳴する場を創造し、訪れるすべての人々が自分自身を再確認し、心の豊かさを感じ取れる体験を提供することを目指しています。
未来志向の桜十字グループ
桜十字グループは、2005年に熊本県の医療機関としてスタートし、現在では医療・介護・予防医療など多様なヘルスケアサービスを展開しています。「人生100年時代」と称される現代において、全ての世代が生きる喜びを感じられるように、身体的なケアだけでなく、精神的・社会的なウェルビーイングを重視した事業を展開していきます。私たちは、新たな時代の変化に適応しながら、心身の健康を支えるための挑戦を続けていく所存です。これからも桜十字グループは、文化と医療を融合させ、より豊かな社会を実現していくことでしょう。
私たちの挑戦の一環として、「WELL-BEING THEATER」が多くの人々に喜びと感動を提供し、ウェルビーイングな生活の実現へとつながることを強く願っています。