フォーサイト手帳川柳コンクール、第5回結果発表
全国の小中高生を対象に開催された「第5回フォーサイト手帳川柳コンクール」が盛況のうちに終了しました。今年も多くの応募がありましたが、なんとその数は約700件にものぼりました。これらの作品には、応募した学生たちの思いや考えが色濃く反映されています。
フォーサイト手帳について
このコンクールは、株式会社FCEが提供する「フォーサイト手帳」を使用する学生を対象にし、5年目を迎えました。フォーサイト手帳は振り返り力を育てるためのツールとして、多くの学校で導入されています。これまで259万人以上の生徒が利用しており、日々の振り返りを習慣にすることで、より良い自己管理力や計画力を育てています。
コンクールのテーマと意義
2025年のコンクールでは、[Message]をテーマにし、「未来の自分へ」「過去の自分へ」「友達は家族へ伝えたい想い」を17文字で表現することが求められました。このテーマは、学生たちが今抱いている感情や未来への希望を言葉にする良い機会となりました。審査員は元公立学校校長や出版スタッフなど、各分野の専門家で構成されています。
受賞作品の紹介
最優秀賞には、6年生のおにぎりさんの「書き留めて日々の楽しみ振り返る」が選ばれました。この詩は、一週間の学校生活の振り返りを通して感じた楽しさをのぞかせます。実際に振り返りを書くことで、日々の出来事を楽しいものとして記憶に留めています。
さらに、優秀賞には以下の3作品が選ばれました:
- - ぽめ(高校2年生)「報われるその日を信じて今日も書く」
- 努力を重ねる心情が表現されており、その希望が未来に繋がることを示しています。
- - にこ(中学2年生)「突き進む未来の自分へバトンパス」
- 体育大会での経験が未来への架け橋になるという比喩がユニークです。
- - Acroball(中学2年生)「予定表今日という日の設計図」
- 日々の予定を記入し、自己管理の重要性を認識している作品です。
次回への期待
受賞作品は2026年度版のフォーサイト手帳に掲載される予定です。この手帳を使うことで、全国の生徒たちは、同じ年代の作品に触れ、共感や感動を得られることを期待しています。これにより、川柳を通して感じた思いや学びが、さらに多くの生徒に影響を与えることになるでしょう。
今後もFCEは教育の新しい可能性を追求し続け、子どもたちに向けた取り組みを展開していく予定です。川柳コンクールはその一環として、子どもたちが自分自身を表現し、将来への希望を持つ場として発展していくことでしょう。