歌と活弁士で誘う ああ 夢の街 浅草!
大正時代に勢いを持ち、文化の一部となった「浅草オペラ」。当時、浅草六区で展開されたこのレビューショーは、田谷力三や藤原義江、三浦環など、名だたる歌手を生んできました。オペラからジャズ、シャンソンまで様々な音楽ジャンルを味わえるこのエンターテインメントは、まさに唯一無二です。
しかし、その華やかな歴史も、関東大震災を境に終焉を迎えました。浅草オペラは、ただの興行にとどまらず、日本の芸能文化に対して大きな影響を与えました。
現在、「ああ 夢の街 浅草!」は、浅草オペラ誕生から100年を迎え、浅草東洋館を中心に何度も上演を重ねています。過去には、2017年、2019年、2022年にロングラン公演を成功させ、多くの観客を魅了しました。
この度、秋田や盛岡、福島、横浜、大阪での地方公演も盛況の中、今回新たに山形市でも初公演を行うことが決定しました。ここでは、大正浪漫を感じさせる懐かしさとモダンさが融合したステージが期待されます。
山形公演の見どころ
2024年6月29日、山形テルサホールにて、特別ゲストとして地元出身のソプラノ歌手梅津碧を迎え、魅力的な演目が展開されます。開演時間は14時、開場は13時30分です。詳細は
こちら。
そして、4月14日には、山形テルサホールで「浅草オペラもっと知りたい!」と題した特別イベントも予定されています。こちらでは、梅津を含む様々なアーティストの美しい音楽を堪能できます。
秋田公演の魅力
さらに、2024年6月30日には、大仙市中仙市民会館ドンパルでの秋田公演も予定されています。特別ゲストとして、秋田県出身のテノール歌手斉藤忠生が出演予定です。見逃せない機会ですので、詳細は
こちらからご確認ください。
公演内容とアーティスト
今年の公演では、「椿姫」の2019版上演を含む多彩な曲目が用意されています。出演には、音楽監督の山田武彦をはじめ、活弁の麻生八咫や東京室内歌劇場の声楽陣など、実力と魅力を兼ね備えたメンバーが揃います。過去の公演映像もYouTubeで佐賀されており、今後のステージに向けた期待も高まる一方です。動画は
こちらからご覧いただけます。
日本の文化と芸能を再検討する機会として、この公演は見逃せないものです。今年の夏、夢の街である浅草から、あなたもあの時代の雰囲気を感じにきませんか。公演やアーティストについての詳細は、コンサートイマジンの担当者・鎌田までお気軽にお問い合わせください。電話番号は03-3235-7772、メールはy.kamata@concert.co.jpにてお待ちしております。