株式会社ギブリーが新たに提供するサービス
株式会社ギブリー(本社:東京都渋谷区、代表:井手 高志)は、企業内での生成AI活用におけるビジネスとセキュリティの双方を可視化する新サービス「Givery AI Monitoring」を2024年12月15日より正式に開始します。このサービスの目的は、企業でのAI利用の実態を理解し、同時に情報漏洩リスクを軽減することです。
AI活用の現状と課題
最近の調査によれば、日本の大企業では生成AIへの投資が急激に拡大しており、その総額は年間で数十億円規模に達しています。しかし、その投資に伴う成果の実感を得ている企業はわずか3割にとどまり、約6割の企業が効果測定を行っていないという無視できない現状があります。このままでは多くの企業がAIの活用状況を把握できないままとなり、情報漏洩の危険性が高まるばかりです。
特に“シャドーAI”と呼ばれる、公式なガイドラインに従わずに従業員が独自に利用しているAIも問題視されています。調査によると、従業員の約4割がこのようなAIを活用していることがわかっており、個人情報や機密情報を無防備に扱うリスクが高まっています。
AI 投資対効果とリスクの可視化
「Givery AI Monitoring」は、AI利用を視覚的に把握できるツールであり、企業のAI活用状況を定量的に示すことで、どれだけの効果を上げているのかを明確にします。このサービスは、各部署別の利用率や業務削減時間、頻出プロンプトなどのデータを自動で収集し、投資対効果を測定することを可能にします。
また、セキュリティ面でも強力な機能を誇ります。個人情報の誤入力やガイドライン違反、不審アクセスなど、生成AI特有のリスクをリアルタイムで検出し、レポートを作成します。
マルチAI環境への対応
さらに、「Givery AI Monitoring」は、多様な生成AIツールに対応しており、従来の仕組みに加えてスムーズに導入できます。現在支持されているAIツールはChatGPT、Microsoft Copilot、Geminiなど多岐にわたり、今後もユーザーのニーズに応じて対応サービスを拡充していく予定です。
お問い合わせと会社概要
ギブリーでは、平時のセキュリティ対策から緊急時の対応まで、幅広いサービスを提供しています。詳細につきましては、公式サイトの「Givery AI Monitoring」サービスページ(
こちら)をご覧ください。
会社名:株式会社ギブリー
所在地:東京都渋谷区南平台町15-13 帝都渋谷ビル8F
設立:2009年4月
事業内容:AI開発支援事業、サイバーセキュリティ事業など
公式サイト:
givery.co.jp
この新サービスの提供を通じて、企業が生成AIを効果的に活用しながら、同時に安全性も確保できるよう支援していくギブリーに今後の期待が高まります。