三洋貿易株式会社は、化粧品メーカーや塗料メーカーなどの研究部門を対象とした受託分析サービスを開始しました。同社はこれまで、幅広い業種および分野向けに、各種分析装置や試験装置の販売を行ってきました。
その中で、お客様からのスポットでの測定ニーズや、分析作業による業務負担の増大といった課題を把握し、これらの課題に対応するために、受託分析サービスの提供を開始したとのことです。
これにより、お客様は分析作業を外部委託することで、社内の分析需要を柔軟に満たし、効率的な業務体制を整えることができます。
まずは既存の取り扱い機器のうち、以下の3機種からサービスを開始し、その他取り扱い機種の受託分析については、今後検討を進めていく予定です。
動的フォームアナライザDFA100:シャンプーやビールなどの液体の起泡性や泡安定性、泡サイズなどの自動評価機
SPFアナライザUV-2000S:サンスクリーン剤(日焼け止め)のSPF等の評価装置
* 最低造膜温度計MFFTB90:塗料やコーティング剤などの最低造膜温度の測定を行う試験機
三洋貿易は、専門性の高い社員がお客様一人ひとりの課題を解決すべく、ソリューションプロバイダーとして商社の枠を超えた設計からカスタマーサービスまで幅広くお客様を支援してきました。今後もお客様のニーズを満たすさまざまなコト売りを展開していくとのことです。
三洋貿易株式会社について
三洋貿易株式会社は、1947年に旧三井物産の解体に伴い、同社神戸支店の有志により設立されました。ファインケミカル、モビリティ、サステナビリティ、ライフサイエンスの4分野で市場ニーズの高い製品とサービスの輸出入および販売を手掛けるニッチトップ専門商社です。
「Quest for Next = よりよい未来(最適解)を探求する」をスローガンに、高付加価値商品と技術サービスの提供を通じて、世の中の課題解決に貢献し、人と地球の笑顔をつくることを目指しています。