Capy松本が台湾のサイバーセキュリティカンファレンスに参加
Capy株式会社が発表したニュースによると、代表取締役の松本満雄氏が、2024年8月18日から19日にかけて台湾で開催されるサイバーセキュリティの国際会議「HITCON CMT 2024」において、ZANSINワークショップの講師を務めます。このイベントは、世界中のサイバーセキュリティの専門家や研究者が集まり、最新のハッキング技術やセキュリティに関する知見を共有する重要な場です。
HITCON CMT 2024の概要
HITCON(Hacks In Taiwan Conference)は、台湾で毎年開催されるサイバーセキュリティのカンファレンスであり、サイバー攻撃や防御についての最先端の情報が展示されます。本年度の開催場所は台北市南港区で、参加者は新しい技術や戦略を学び、業界の専門家と意見を交換することができます。特に注目されるのが、ZANSINという競争形式のワークショップです。
ZANSINワークショップについて
松本氏が登壇するワークショップ「ZANSIN」は、先進的なセキュリティツールを活用したもので、競争形式で進行します。このワークショップでは、参加者がオンラインゲームサーバーの運用者としての役割を果たし、脆弱なサーバーを強化し、レッドチームの攻撃から防御するスキルを競います。競技が終わった後には、レッドチームによる脆弱性とその対策に関する詳細な解説が行われ、参加者には新たな知識が提供されます。
ZANSINの目的と効果
ZANSINは、サイバーセキュリティのレジリエンスを高めるために設計されたオープンソースの学習ツールです。このツールは、実際のサイバー攻撃を模倣したRedTeam基盤と脆弱なWebシステムで構成されており、ユーザーはシステムの運営者として、攻撃を防ぎつつシステムを強化していきます。これにより、参加者は実践的なスキルを向上させることができるのです。
Capy株式会社について
Capy株式会社は、東京都千代田区に本社を置く企業で、不正ログイン対策ツール「Capyキャプチャ」の開発や生体認証ソリューションの提供、セキュリティコンサルティングを行っています。松本氏の参加によって、同社の「Security for All」のミッションがより一層強化され、安全なデジタル社会の実現に向けた取り組みを推進していきます。
イベント詳細
このカンファレンスに参加することで、松本氏はセキュリティ業界の課題や新しい技術についての洞察を得ることが期待され、その結果がCapy株式会社の事業にも良い影響を与えることでしょう。