株式会社ブリスコラが新たに提供するクラウド連携サービス『Concord』の全貌に迫る

新サービス『Concord』の登場

2023年、株式会社ブリスコラは新たにグローバルなクラウド連携サービス『Concord』の提供を開始しました。このサービスは、企業が抱える様々なクラウド環境の課題解決を目指したもので、特にハイブリッドクラウドやマルチクラウドの構築を実現するための強力なツールです。

クラウド環境の現状

近年、IT環境の変化に柔軟に対応するために、多くの企業がクラウドコンピューティングを積極的に導入しています。しかし、実際にはオンプレミス（自社サーバー）と複数のクラウド間のデータ連携がスムーズに行かないという実情があります。これは、各クラウドサービスプロバイダーが独自の仕様でシステムを構築しているため、互換性が低く、連携が難しい状況に直面しているからです。

こうした課題に対して、『Concord』は、企業が業務を行う上で必要なデータ連携をシンプルに行えるよう設計されています。サービスの中核となるのは、オンプレミスとさまざまなクラウドサービス間におけるデータの統合と連携機能です。

Concordの特長

1. 広範な対応力
『Concord』は、数百種類以上のオンプレミスおよびクラウドサービスと標準で統合が可能です。これにより、企業は煩雑な設定や仕様に悩まされることなく、効率的にデータの管理が行えます。特に、AmazonやGoogle、Salesforce、Microsoftなど、主要なクラウドサービスとシームレスに連携することができます。

2. 高いセキュリティ性能
安全性も『Concord』の大きな特長です。タイムスタンプ機能を備え、データの存在証明とその非改ざん証明を保証します。加えて、ユーザーやシステムのアクティビティを記録するロールベースのアクセスコントロールを導入し、情報セキュリティを確保しています。

3. コスト効率の実現
同社は、オープンソースソフトウェアを用いることで高い再利用性を確保し、低価格でのサービス提供を実現しました。その結果、週額30万円から利用できるプランを用意しました。これは中小企業にとっても大きな利点となります。

4. 柔軟な契約形態
契約は週単位で行えるため、企業は必要なときに必要なリソースを選択して利用できます。これにより、ビジネスの変化に応じた柔軟なIT環境の構築が可能になります。

今後の展望

『Concord』は、さらなる機能向上を目指し、今後も国内外の主要クラウドサービスプロバイダーと提携し、新たなコネクタの開発を進める予定です。これにより、ユーザーにはより便利なサービスが提供されることになるでしょう。

最後に、株式会社ブリスコラは、この『Concord』を通じて、クラウドサービスの新たな価値を提供し、国内外の企業に対して一層のIT環境の効率化を図っていく考えです。これにより、高品質なITサービスを通じて、ビジネスの成長をサポートする役割を果たしていくでしょう。