冬の天元台高原が開幕
山形県の米沢市に位置する天元台高原が、今年も待望のウインターシーズンを迎えました。11月22日には冬山安全祈願祭が行われ、多くのスキーヤーやスノーボーダーが、この場所の魅力を再確認しました。天元台高原は日本百名山の一つ、西吾妻山の中腹にあり、天然雪100%の素晴らしいパウダースノーが楽しめるスキー場です。
地域再生事業の進展
近年、天元台高原とその周辺である白布温泉と新高湯温泉は、国の地方創生交付金を使用しての地域再生事業「西吾妻山×天元台高原×白布温泉エリア リボーンプロジェクト」が進行中です。最終年度を迎えた今シーズンも、天元台×白布リボーン協議会を中心に、地域活性化に向けたさまざまなイベントが計画されています。極上のパウダースノーを使った体験型コンテンツも展開され、訪れる人々に新たな楽しみと魅力を提供します。
布施忠さんがエリアアンバサダーに
今シーズン、天元台高原ではプロスノーボーダーの布施忠氏とエリアアンバサダー契約を結びました。彼は地元出身であり、スノーボード界のトップライダーとして名を馳せています。布施氏は広報活動やSNSでの情報発信、さらにはゲレンデでのデモ滑走やイベント参加などを通じて、その魅力を広めていきます。彼の登場を待ち望むファンは、今冬も天元台高原の白銀の世界で一緒に楽しむことができます。
「天元台アップデート2025」の開催
2月22日から24日にかけて開催される「天元台アップデート2025」は、トップシーズンで恒例のイベントで、多くのスノーエンターテインメントが待ち受けています。このイベントでは、布施忠氏と一緒に滑る企画やニューモデルのスキー、スノーボードの試乗会が行われ、特に新雪パウダーを活かした特別なゲレンデが用意されます。さらに、ロープウェイを利用した約3kmのダウンヒルコースも改良され、愛好者が楽しむための環境が整っています。
積雪体験「雪山大冒険」
新たに登場した「雪山大冒険」では、圧雪車のキャビンに乗って雄大な雪原を遊覧し、到達地点ではスノーシューを使った散策が楽しめます。未踏の新雪を体験しながら「雪原カフェ」でリラックスすることもできます。この体験は特に平日に貸切プランとして利用でき、冬の特別な体験を味わうことができます。
特別なYouTuber企画
冬の新しい取り組みとして、YouTuberを招き入れてPR活動を行う企画も登場。彼らには特別なパスポートを提供し、白布温泉の入浴も楽しんでもらいます。地域の魅力を新たな視点から発信することで、訪問者を増やし、参加者は事前申し込みが必要ですが、人気の企画となることが期待されています。
今年のゲレンデコンディションは期待大!
海面水温が平年より低いことから、ラニーニャ現象の影響で降雪量の増加が見込まれます。今年も良好なゲレンデコンディションが期待されており、多くのスキーヤーやスノーボーダーを魅了することでしょう。
天元台高原の冬季営業は5月6日まで。ぜひ、極上のパウダースノーとともに、このエリアの豊かさと冬の魅力を体験しに来てください。