介護記録の負担を軽減する新機能「AIけあレポート」
介護業界において、効率化と質の向上は常に求められています。その中で、株式会社シーディーアイ(以下、「CDI」)が提供する介護記録ツール「けあピアノート」は、2025年5月1日より新たにAIを活用した機能「AIけあレポート」を導入します。この新機能は、介護事業所が日々行っている介護記録を自動的に要約・分析し、業務の効率化と質の向上を図ることを目的としています。
AIけあレポートとは?
「AIけあレポート」は、けあピアノートへの入力データをもとに、AIが介護記録を自動的に分析し、利用者の状態変化やサービス満足度をレポートとして生成します。これにより、従来の手作業による報告書作成が大幅に軽減され、介護スタッフは本来の業務に集中できる環境が整います。
主な機能
- - 自動分析と要約: AIは最大2か月分の過去の介護記録をもとに、利用者の状態やサービスの評価を文書として自動生成。
- - 基本ケアに基づいた分析: 食事、排泄、清潔などの5つの基本的なケアに焦点を当て、具体的な状態変化を詳述。
- - 編集可能なレポート: AIが生成した文章に対して、編集欄で加筆や修正を行うことで、使い慣れたフォーマットの報告書を容易に作成できます。
- - 短期目標の設定: 短期目標を入力することにより、モニタリング報告書の作成にも役立ちます。
導入によるメリット
この新機能を導入することにより、以下のようなメリットが期待できます。
- - 業務効率化: AIの支援により、負担が大きい報告書作成業務を軽減し、スタッフの業務負担を大幅に軽減します。
- - 質の高い介護サービスの実現: AIが状態変化を的確に抽出することで、質の高い介護が提供されるようになります。
- - 情報共有の促進: 介護記録が要約されることで、チーム全体での情報共有が容易です。
開発トライアルの声
実際にトライアルに参加した事業所からは、以下のような声が寄せられました。
- - 「AIが生成する文章は自分の語彙を超えていて、モニタリング作成が充実しました。」
- - 「報告書作成が苦手な職員にも、AIけあレポートが非常に役立ちました。」
- - 「ヘルパーからの報告が安定し、特事加算の運用が楽になりました。」
これらのフィードバックからも明らかなように、AIけあレポートは介護現場での業務を大いに助けるツールとなっています。
会社概要
CDIは、介護業界全体を巻き込み、「介護×AI」をテーマにしたオープンイノベーションを追求しており、介護業界の課題解決に挑んでいます。自立支援型AIケアプランシステムの商用化に成功し、2023年12月から「けあピアノート」の提供を開始しています。
この新機能「AIけあレポート」の導入により、介護業務が一層進化することを期待しています。月額3,000円(税抜)で提供されるオプション機能は、今後の介護現場における必須アイテムとなるでしょう。ぜひこの機会に導入を検討してみてはいかがでしょうか。