都農町の水産業プロジェクト
2024-11-29 10:40:43

希少な高級魚「タマカイ」を陸上養殖で実現!都農町の新たな水産業プロジェクト

世界初の「タマカイ」陸上養殖プロジェクト



宮崎県都農町の坂田広亮町長は、世界で初めて陸上養殖に成功したとされる希少な高級魚「タマカイ」の量産化に向けて新たな取り組みを発表しました。今回のプロジェクトは、地域の水産業を活性化し、新たな雇用機会を創出するために水産加工センターを中心としています。具体的には、ふるさと納税型クラウドファンディングを通じて、必要な資金を広く募ることになります。

クラウドファンディングの概要



このプロジェクトでは、令和6年11月29日から令和7年2月26日までの間、目標金額300万円を設定し、ふるさとチョイスGCFⓇのプラットフォームを利用して資金の調達を行います。この資金は、タマカイの量産を目的とした新しい養殖場の建設に充てられる予定です。

「タマカイ」とは?



「タマカイ」とは、主に熱帯の海域に生息する魚で、成長すると体長2メートル、重さ180キロと、世界最大級のハタ科の魚です。現在は絶滅危惧種に指定され、高級魚として取引されています。その美味しさから、多くの人々に愛されていますが、今では手に入れることが難しい希少な魚となっています。

プロジェクトの背景



都農町がこのプロジェクトを推進する目的は、水産業を活性化させ、地域ブランドを創出しながら、新たな雇用を生み出すことです。今回のプロジェクトでは、岡山理科大学やNTT東日本、NTT西日本との連携を強化し、2023年3月からタマカイやクエタマの試験養殖を実施してきました。この試験養殖では、岡山理科大学が開発した好適環境水Ⓡを利用した「完全閉鎖循環式の陸上養殖」に成功し、その技術がプロジェクトの基礎となっています。

水産加工センターと今後の展望



新たに建設される水産加工センターでは、養殖されたタマカイをはじめ、県内外から集められる養殖魚や天然魚の加工を行い、製品に付加価値を与えることを目指しています。このセンターが地域の水産業に及ぼす影響は計り知れなく、さらにタマカイの量産化に向けた取り組みも一層進むことが期待されます。

寄附返礼品の魅力



寄附を行った方には、通常のふるさと納税としての宮崎牛や鰻といった人気の返礼品のほか、本プロジェクトの試験養殖で育ったタマカイの鍋用ぶつ切りセットも選べることが魅力です。これにより、寄附者はタマカイの美味しさを体験できる機会を得ることができます。

終わりに



都農町の「水産業夢未来プロジェクト」は、地域の未来を見据え、持続可能な水産業の形成を目指しています。タマカイの量産化に向けた取り組みは、全国各地の水産業にも影響を与える可能性を秘めています。ぜひ、皆様のご支援とご寄附をお願いいたします。

お問い合わせ先



宮崎県都農町財政課ふるさと納税係
TEL:0983-32-0231
MAIL:[email protected]


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会社情報

会社名
都農町
住所
宮崎県児湯郡都農町大字川北4874番地2
電話番号
0983-25-1039

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