パルシステム東京、宅配接遇力コンテスト開催
2月1日、新宿本部で「パルシステムコンテスト」が開催され、全17配送センターから選ばれた職員たちが宅配サービスにおける接遇力を競い合いました。パルシステム東京(東京都新宿区大久保、理事長:松野玲子)が主催したこのイベントでは、「パルシステムの顔」としての役割を果たす職員たちが、その所作や言葉遣い、心配りを披露しました。
職員の対応力が問われる
このコンテストは2022年度から行われ、今回で3回目を迎えました。過去の開催以降、職員の対応に関する利用者からの問い合わせが減少傾向にあり、全体の業務品質向上に寄与しています。今年は、配達歴が7ヶ月から12年の職員19名が参加し、それぞれの応対のスタイルを競い合いました。
評価基準は「所作とあいさつ」「言葉遣い」「品質」「心配り」「応対力」の5つ。この中で、職員たちは利用者役を相手に、商品の受け渡しや問い合わせへの対応を行いました。内容には、配達時間の確認やインターネット注文に関する質問が含まれ、職員の専門知識と応対力が試されました。
優勝者の奮闘
今回の活動での優勝者は、江東センターの山﨑万那実職員。彼女は、独り立ちしてからのわずか5ヶ月での受賞に感激し、自身の応対の成果に驚きの涙を流しました。家族と利用者の名前を覚え、「毎週会えるのが楽しみ」と語りかける姿勢が高評価を受けたとのことです。
続いて第2位に選出された府中センターの鈴木咲枝職員は、「同じく新人時代に指導を受けた石田リーダーに恩返しをしたい」とその思いを語りました。また、第3位に江戸川センターの岩沢裕太職員が選ばれました。
審査員の期待と感謝
松野理事長は「皆さんの日々の努力を誇りに思います」とコメントし、配達業務の重要性を強調しました。また、杉原学専務理事も「配達する皆さんは『パルシステムの顔』。その背後には多くの利用者との関わりがある」と語り、利用者からの信頼を促す重要性を呼びかけました。
接遇力向上に向けて
私たちは、日々の業務を通じて地域へ思いやりを届ける役目を果たす必要があります。そのために、次回は全職員向けに今回のコンテストでの応対方法を参考にした動画が配信され、さらなる接遇力向上を目指します。職員たちは、地域社会の一員としての責任を感じながら、利用者との良好な関係を築くため努めていく所存です。
まとめ
パルシステムの配達担当4つの心得をもとに、サービスの質を向上させる努力が続けられています。これからも、職員一人ひとりが地域の大切なネットワークとして、責任感を持ちながら活動していくことでしょう。