国内初!C#プログラミング能力認定試験の新設
2025年4月1日、株式会社サーティファイから新たにリリースされる「C#プログラミング能力認定試験」。これは国内初のC#に特化した検定試験で、エンジニアのスキル向上を目指します。IE世代を超えたITの現場では、C#の需要が高まっており、特にクラウドネイティブアプリケーションやゲーム開発において欠かせない言語として位置づけられています。新検定は、C#の基本から応用知識を測る仕組みです。
検定の特色
この検定では、受験者のスキルに応じた2段階の認定を行い、C#を使ったプログラミング能力を公平に評価します。これによって、プログラミングにおける必須知識を持つかどうかがしっかりと測定されるのです。特に、2つの試験レベル、つまり「エキスパート」と「スタンダード」に分かれている点が特筆すべき要素。これにより、受験者は自分の現在のスキルを的確に把握できます。
- - エキスパート: C#で開発されたオブジェクト指向アプリケーションやGUIアプリケーションに関する理解が求められ、深い知識とともに業務へ直ぐに投入できるスキルが必要です。
- - スタンダード: C#の基本的な文法や構文理解がメインのため、プログラミング初心者から受験可能です。
IT業界の背景
近年のIT業界では、エンジニアの人材不足が深刻化しています。特に、新技術の登場に伴って、エンジニアにはさらに高度なスキルが求められています。たとえば、AI技術の発展やDX(デジタルトランスフォーメーション)の間に急速に進化を遂げ、高度なプログラミング能力が欠かせない状況です。そこで企業は、社員のスキル向上に取り組む必要性が出てきています。そのため、C#を測る新しい検定が必要とされるようになったのです。
資格試験の概要
- - 検定名: C#プログラミング能力認定試験
- - リリース日: 2025年4月1日
- - 受験資格: 制限なし
- - 受験時間: エキスパート(90分)、スタンダード(60分)
- - 問題数: エキスパート(大問7問)、スタンダード(大問6問)
- - 合格基準: 得点率60%以上
- - 受験料(税込): エキスパート(6,600円)、スタンダード(5,400円)
この新たな試験により、プログラミングスキルの客観的な評価が可能になることで、エンジニアの成長を手助けし、ひいてはIT業界の発展にも寄与することでしょう。
サーティファイの概要
株式会社サーティファイはビジネス能力に対応した認定試験を開発し続けている企業です。1983年に設立された日本情報処理教育普及協会を前身に持ち、現在も約373万人が受験した実績があります。最近ではオンラインの試験システムも開発し、様々な教育機関や企業のニーズに応えています。これからの時代に必要なスキルを公正かつ適切に見える化する取り組みは、今後の人材育成において非常に重要なものとなるでしょう。