2025年開催の国際物流総合展について
物流業界の最前線を担う専門展示会、「国際物流総合展2025 第4回 INNOVATION EXPO」が、2025年9月10日(水)から12日(金)にかけて東京ビッグサイトで開催される。この展示会は、公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会と一般社団法人日本能率協会を主催に、多くの関連団体と共に実施される。国内最大級の物流・ロジスティクス専門の展示会として位置づけられ、業界の重要な技術や情報の発信の場となることが期待されている。
出展規模は、462社・団体による1,859ブースという広範囲なもので、来場者数は5万人を見込んでいる。テーマは「物流を止めない。社会を動かす。」となっており、最新の物流機器やシステム、情報が展示される予定だ。展示会は隔年で開催される「国際物流総合展」と交互に行われ、物流分野に新たな風を吹き込むことを目指している。
展示会の見どころ
この展示会の中でも特に注目されるのは、主催者による企画展示だ。東6ホール、7ホールでは「止めない物流、進化するラストマイル」がテーマに設定されており、自動配送ロボットやドローンなど、物流の最前線に必要な技術が紹介される。来場者の物流に関する課題を解決するソリューションが展開され、具体的な実践例が示されることで、業界全体の理解と技術革新が促される内容となっている。
さらに、会議棟のレセプションホールAでは「ロジスティクスイノベーションフォーラム」が開催され、持続可能な物流に関する最新動向や実践事例が、多角的視点から議論される。業界の専門家が集まり、これからの物流の未来について話し合う貴重な機会となっている。
また、出展者によるプレゼンテーションセミナーでは、様々な企業が製品やサービス、導入事例を紹介するセッションが用意されている。資料によると、2会場にわたって約30のセッションが予定されており、デジタルトランスフォーメーション(DX)、自動化、省人化といったテーマが取り上げられ、物流業界のトレンドを一堂に知ることができる。
開催概要
本展の開催概要は以下の通りである。
- - 名称:国際物流総合展 2025 第4回 INNOVATION EXPO
- - テーマ:物流を止めない。社会を動かす。
- - 会期:2025年9月10日(水)~12日(金)10:00~17:00
- - 会場:東京ビッグサイト東展示棟 4~8ホール(江東区有明3-11-1)
- - 主催:日本産業機械工業会、日本産業車両協、日本パレット協会、日本運搬車両機器協会、日本物流システム機器協会、日本ロジスティクスシステム協会、日本能率協会
- - 展示規模:462社・団体/1,859ブース
- - 来場予定者数:50,000名
- - 入場料:3000円 〜 招待状または事前登録の方は無料
- - 公式サイト:ここをクリック
- - 来場者事前登録:ここをクリック
この展示会は、業界関係者が集まる貴重な機会であるため、詳細を確認し、興味があれば参加を検討することをお勧めする。また、前回開催の「国際物流総合展2023 第3回 INNOVATION EXPO」も、様々な技術の展示が行われ、多くのビジネスシーンに影響を与えるものであった。
「国際物流総合展2025」によって、物流業界の革新がどのように進んでいくのか、その動向に注目が集まっている。