JVCケンウッドがPMRExpo 2024に出展
株式会社JVCケンウッドが、11月26日から28日までドイツ・ケルンで開催される業務用無線の見本市「PMRExpo 2024」に出展します。この展示会は欧州最大級のイベントであり、世界中から業界の関係者が集まります。JVCケンウッドは、最新の無線通信技術を紹介し、さまざまなユーザーのニーズに応える製品ラインアップを展示します。
出展内容のハイライト
当社のブースでは、特に注目すべき製品として、デジタル無線機「NX-5000」シリーズが挙げられます。このシリーズは、NXDN™、DMR、P25という3つのデジタル無線規格に対応しており、業務用に最適化されています。また、ミドルモデルの「NX-3000」シリーズは、NXDN™とDMRに対応、さらに「NX-1000」シリーズもおり、こちらは各種デジタル無線規格に柔軟に対応します。これにより、ユーザーは目的に応じた無線機を選択できる利点があります。
国際防爆規格対応無線機
さらに、危険な環境下での使用を考慮した「NX-230EX」と「NX-330EX」も展示します。これらの無線機は国際防爆規格ATEX/IECExに準拠しており、特に石油精製所や化学プラントなど、爆発の危険がある場所での使用に適しています。クリアな音声と安定した通信を特徴としており、安全性の高い設計が施されています。
デジタルレピーターの新モデル
また、デジタルレピーターの「NXR-5000」「NXR-1000」シリーズも展示予定です。「NXR-5000」シリーズは大規模な無線システム構築に対応し、最大1,000サイトまでの接続が可能です。これにより、企業の通信インフラを効率的に構築できます。一方、「NXR-1000」シリーズは小型でありながら多機能で、限られたスペースでの利用が可能です。
新たなSIP Phoneソリューション
特に注目したいのは、初出品となるSIP Phoneソリューションです。この技術により、無線機とスマートフォンなどのデバイスをシームレスに接続し、無線のエリア外でも通信が可能になる新しい形の無線通信を提供します。これにより、業務の効率化が期待できます。
Radio Activity社の新製品
さらに、JVCケンウッドのグループ会社であるRadio Activity社の主力モデル、デジタルレピーター「KAIROS」も展示します。この強力なデバイスはSimulcast通信方式に対応しており、業務用無線のニーズを満たすための高い性能を誇ります。
手軽に使える免許不要の無線機
最後に、免許不要で気軽に使用できるPMR446/dPMR446対応の無線機もラインアップに含まれています。ビジネスやレジャー向けの手軽な無線機を探している方に最適です。
PMRExpo 2024の詳細
- - 会期: 11月26日(火)~28日(木)
- - 会場: ケルンメッセ(ドイツ・ケルン)
- - 公式サイト: PMRExpo 2024
JVCケンウッドの無線通信技術は、さまざまな環境やニーズに応じた幅広いソリューションを提供し続けています。この機会にぜひ、最新の技術と製品をご確認ください。