Kuradashiが推進する年末年始のロスおせち販売、フードロス削減の試み

Kuradashiが取り組む「ロスおせち」販売

株式会社クラダシが運営するソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」が、年末年始の恒例行事である「おせち」のフードロス削減を目指し、今年も「ロスおせち」の販売を開始しました。昨年は、約7,300件のロスおせちを販売・レスキューし、消費者と共にフードロス削減に貢献した実績があります。

ロスおせちの販売について

今年もKuradashiでは、特設ページを通じてお得なおせちの提供を行います。最大9連休となる年末年始を迎えるにあたり、家族や親戚と共に美味しいおせちを楽しむことができるだけでなく、フードロスの意識を高めることができる貴重な機会です。

販売は2025年12月末までを予定しており、特設ページ（こちら）から商品をチェックすることができます。お届け日は商品によって異なるものの、販売期間は延長される可能性もあります。

おせちがロスになる理由

季節ごとのイベントでは、需要が急激に変動します。特におせちは、販売期間後の需要低下が顕著で、農林水産省も需給の調整を推奨しています。しかし、実際には予約販売の精度が低く、多くの場合ロスが発生してしまいます。

富士経済の調査によると、2025年の新春おせち市場は、前年を下回る予約数となる中、需要が急増しました。12月の需要が高まる中、予約数の抑制がロスを生んでいます。具材の仕入れも時期がバラバラであり、製造や配送の都合で早期に注文を締め切らざるを得ない状況も、ロスを引き起こす要因となっています。

Kuradashiの取り組み

Kuradashiは2021年から「ロスおせち」の販売を続けています。昨年は7,300件のロスおせちを救い、累計では23,000件以上を販売しました。おせちに対する理解と支持が着実に広がっています。

また、10月に実施した調査では、おせちの購入予算は70%が「1万5千円以下」と回答。また、おせち選びで重視するのは「おいしさ」が最も多く、次いで「価格」や「品数」が続きました。物価高騰にもかかわらず、消費者はおいしいおせちをお得に購入したいというニーズが強いことが分かります。

社会に貢献するKuradashi

Kuradashiは、フードロス削減を目指すショッピングサイトであり、捨てられる運命にある食品をお得な価格で販売しています。その収益の一部は、環境保護や災害支援に寄付され、SDGsの達成に貢献しています。

今後の取り組みとして、もっと多くの人々に「ロスおせち」の選択肢を知ってもらい、フードロスを減らす努力を続けていきます。そして、楽しい買い物体験が社会貢献に繋がることに挑戦し続けます。