SC Capital Partnersが日本ホスピタリティ市場への重要な投資を発表

SC Capital Partnersが日本ホスピタリティへの新たな一歩



シンガポールに本社を構える不動産プライベートエクイティ投資運用会社、SC Capital Partners Group(以下、「SC Capital Partners」)が、日本ホスピタリティ市場において重要な進展を発表しました。2026年1月21日、同社はカナダ年金基金運用機関CPP Investments(以下、「CPP Investments」)から新たな資本コミットメントを獲得したことを明らかにしました。この新しい資金調達は、SC Capital Partnersの日本におけるホスピタリティ戦略をさらに強化する目的で行われ、注目されています。

過去の成功した投資実績をもとに、SC Capital Partnersは日本国内でのホスピタリティ関連資産の取得、価値向上、運営を持続的に進める計画です。この資本コミットメントは、CPP Investmentsを含む既存のグローバル機関投資家によるコンソーシアムから提供され、2022年から本戦略に参加している投資家が加わっています。

初期コミットメントの規模



新たなパートナーシップによる初期コミットメントの総額は、最大518億円(約3億3100万米ドル)にのぼり、将来的には最大1,128億円(約7億2000万米ドル)にまで拡大可能です。具体的には、CPP Investmentsがその初期投資のうち254億円(約1億6200万米ドル)を予定しています。この金額が示すように、両投資家の意欲は非常に高く、日本のホスピタリティ市場におけるポテンシャルに確信を持っていることがうかがえます。

日本のホスピタリティ市場の背景



SC Capital Partnersの会長兼創業者、スチャード・チアラナサティ氏は、ホスピタリティ市場への新たな投資パートナーとしてCPP Investmentsを迎えることに対する喜びを述べています。日本はアジアで最も魅力的なホスピタリティ市場の一つで、特に最近、世界的な機関投資家の参入が増加したことで競争が一段と激化しています。このような市場の状況には、強固なローカルネットワークや規律あるアンダーライティングが成功の鍵になると彼は述べています。柔軟な価格設定を行うことで迅速な収益リプライシングが可能であり、SC Capital Partnersは日本国内で投資機会を創出するための確固たる体制を確立しています。

一方、CPP Investmentsのアジア太平洋地域不動産責任者ギリス・チャウ氏も、日本のホスピタリティ市場に対する期待感を表明しています。彼は、日本のインバウンド観光の回復と安定した国内需要によって、ホスピタリティ市場が長期的な価値創出の舞台となると確信しています。このパートナーシップを通じて、高品質な投資機会へのアクセスと実行力の強化を目指すことを期待しています。

SC Capital Partnersの概要



SC Capital Partnersは2004年に設立され、アジア太平洋地域で著名な不動産投資運用会社として、その実績を築いてきました。2025年9月30日時点で、約90億米ドルの運用資産を有しており、その75%が日本市場に集中しています。ホスピタリティ分野は同社の最大の投資比率を誇りながら、データセンターや物流施設など他のセクターでもポートフォリオを拡大中です。また、日本におけるホテル資産運用を行うJapan Hotel REIT Advisorsと100%の関連企業であるHotel Management Japanを持ち、現地市場での強固なポジションを確立しています。

未来への展望



SC Capital PartnersとCPP Investmentsの新たな資本コミットメントは、日本のホスピタリティ市場のさらなる発展を促進する重要なステップです。今後の投資方針においても、政府の支援策や観光需要を背景に市場の活性化が期待されており、両社がどのような戦略でこの機会を最大限に生かしていくのか、今後も注視が必要です。日本のホスピタリティ市場の未来は、明るい可能性を秘めています。

会社情報

会社名
SCキャピタル・パートナーズ・ジャパン株式会社
住所
東京都渋谷区恵比寿南1丁目1番1号
電話番号

トピックス(経済)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。