金沢工業大学の新しい試み:地域共創・社会実装プラットフォーム
金沢工業大学が扇が丘キャンパスに位置する12号館を新たに「コ・クリエーション・ネクサス棟」と名付け、地域共創と社会実装の拠点として生まれ変わります。この取り組みは、地域社会が抱える複雑な課題に対して、教育や研究を通じて解決を図るためのものです。
オープニング説明会の開催
2026年7月13日(月)13時30分から14時20分までの間、報道関係者を対象にオープニング説明会が開催されます。新しいプラットフォームの運営方針や具体的なプロジェクトについての詳細が説明される予定です。
参加希望者は、事前に指定の申込みフォームを通じて登録が必要です。
「コ・クリエーション・ネクサス」とは
新しい愛称「コ・クリエーション・ネクサス」は、地域のさまざまなステークホルダー—学生、教職員、企業、自治体など—が協働し、新たな価値を生み出す場を意味します。この名称には、「Communication & Collaboration」の頭文字を取り入れ、意見交換や共同作業を通じて新たな価値を共創するという理念が込められています。
プラットフォームの核心:地域課題の発見から社会実装へ
新しくデザインされた12号館は、いくつかのフロアに機能が分かれています。1階には「Beyond SDGs推進センター」が設置され、地域課題や社会課題を見出す情報の発信及びアイデアの創出が行われます。2階には地方創生研究所のサテライトラボがあり、地域課題の分析や具体的なプロジェクトの実施が行われます。社会課題を解決するための支援を行う体制が整備されているのです。
3階には産学連携局が併設され、様々な企業や行政機関との協力に基づいて社会実装に向けた共同研究やビジネス化の支援を行います。また、4階のイノベーションホールでは研究成果の発信や地域フォーラム、シンポジウムが行われ、さらなる課題の認識や新たなプロジェクトが生まれることを目指しています。
具体的なプロジェクト内容
このプラットフォームでは、いくつかの特定プロジェクトが進行予定です。以下のようなテーマに基づいて研究や実証プロジェクトが展開されます:
1.
Beyond SDGsプロジェクト:脱炭素や持続可能性に関する新しい教育研究を推進し、地域社会で実証を重ねます。
2.
デジタルツインプロジェクト:地域資源のデータを取得し、デジタルツインを用いた分析や予測を行います。
3.
ウェルビーイングプロジェクト:地域住民の生活の質向上を目的とした研究に取り組み、具体的な改善策を探ります。
4.
地域デザインプロジェクト:地域全体のシステムを統合的に評価し、最適化を目指していきます。
プラットフォームの整備により、金沢工業大学は地域の教育、研究、社会実装の枠組みを強化していく方針です。この取り組みを通じて実践的な専門人材を育成し、持続可能な地域社会の創造に貢献を目指しています。