新たな収入源を示す田んぼの中干しプロジェクト
2024年8月28日、Green Carbon株式会社が全国の水田農家に向けて、国内初のCM「田んぼの中干しが新たな収入源に!!!」をBS日テレで放送開始します。この取り組みは、水田農家の所得向上と地球環境の保全を同時に目指しています。
CMの概要と放送予定
初回の放送は、侍ジャパンU-18壮行試合の中継で行われ、続いてプロ野球やラグビー中継内での放送も予定されています。このCMで伝えたいのは、中干しを延長することで新たな収入源を得られるという点です。
Green Carbonは「生命の力で地球を救う」というビジョンを掲げ、J-クレジット創出プロジェクトをリードしています。このプロジェクトは、水田の中干し期間を延長することで生まれる環境的価値を収益につなげる狙いがあります。
水田農家の現状
日本の水田農家は、ここ30年間所得の変化がなく、就農人口が減少しています。この状況を改善するべく、Green Carbonは水田農家に中干しの重要性を訴え、経済的な新たな収入の道を示そうとしています。中干しの延長による温室効果ガスの削減に寄与しつつ、効率的な農業経営を可能にするのです。
J-クレジット制度とは?
J-クレジット制度は、CO2削減や森林管理によるCO2吸収を認証するもので、Green Carbonはこの制度を最大限に活用しています。農家が中干しを続けることで生まれるJ-クレジットが、新たな収入源に直結するわけです。これにより、農家は収入を得るだけでなく、環境問題にも貢献できるのです。
稲作コンソーシアムの意義
Green Carbonが運営する「稲作コンソーシアム」は、個々の農家が中干しによるJ-クレジット申請をまとめて行うためのプラットフォームを提供しています。現在、合計で45000ha以上の水田がコンソーシアムに登録されています。この取り組みが全国の農業法人、企業、自治体、メディアとも連携し、幅広い認知を得ています。
Green Carbonの未来
Green Carbonはこの取り組みを通じ、水田農家の持続可能な収益向上を図りながら、地球環境の保全にも貢献していきます。2024年度には、さらに多くの農家との連携を深め、クレジット制度を活用した新たなビジネスモデルを構築し、農業と環境問題の両方に寄与することを目指しています。私たちの田んぼが、未来の地球に優しい収益源となる日を待ち望みましょう。
このCMは、交通広告やデジタル広告とも連携しながら、全国の農家に向けた重要なメッセージを発信していきます。