Stailer ネットスーパーが新たにアナリティクス機能を導入し業務効率化を実現

Stailerネットスーパーの新たな挑戦

株式会社10X（東京都中央区）は、スーパーマーケットやドラッグストア向けに提供している小売ECプラットフォーム「Stailer（ステイラー）ネットスーパー」に、待望の「アナリティクス機能」を追加しました。この機能は、導入企業がネットスーパー運営における多様なデータを分析し、改善を進めるための強力なツールとなることを目的としています。

アナリティクス機能の概要

この機能を活用することで、Stailerネットスーパーを導入している企業は約50の重要指標を管理画面から確認できるようになります。これにより、全店合計や各店舗ごとのデータを視覚的に把握し、迅速に改善に向けた対応が可能です。主な指標には、以下のようなものが含まれます：

- 需要指標（GMV・カゴ単価）
- 供給指標（満便率・UPH）
- エンゲージメント指標（初回ファネル・注文継続率）
- 販促指標（クーポンや特集の効果分析）

導入の背景

これまでStailerネットスーパーでは、限られた数の管理者向けにBIツールを提供していました。しかし、より多くのスタッフがネットスーパーの重要指標を視覚化し、業務改善に役立てられるよう、アナリティクス機能の開発が進められました。この新機能を導入することで、店舗スタッフは自店舗における売上やオペレーション指標を把握しやすくなり、情報を基にした迅速なフィードバックが可能になります。

重要な機能とは？

Stailerのアナリティクス機能には、ネットスーパー特有の運営体制や指標にも柔軟に対応しています。たとえば、店舗を自由にグルーピングして指標をまとめて確認することができ、地域ごとの運営効果を把握できます。これにより、以下のような地域グルーピングが可能です：

- 東京西部全域
- 東京東部全域
- 埼玉全域
- 千葉全域

また、権限管理が整備されており、店舗スタッフは自店舗のデータにアクセスでき、管理者は全店舗の情報を確認できます。これによって、各店舗が自らの状況把握に努め、全体的な運営改善が期待されるのです。

さらに、独自のオペレーション指標を可視化することで、実績の即時確認が可能になります。具体的には、以下のような指標が確認できます：

- ピックUPH：1時間あたりのピック処理点数
- パックUPH：1時間あたりのパッキング処理点数
- 遅配率：配送件数に対し、設定予定時間を越えた配達の割合

Stailerのビジョン

Stailerは、スーパーマーケットやドラッグストアなどの小売業者に向け、デジタルトランスフォーメーション（DX）を支えるプラットフォームとして、ネットスーパー運営に必要な各種アプリケーションやシステムを複合的に提供しています。AIによる最適な発注提案を行う「Stailer AI発注」など、小売業者が直面する生産性の課題を解決するためのサービスが目白押しです。

今後もStailerは、より良いサービスの提供に向けて革新を続け、業界全体の発展に寄与していくと期待されています。詳細はこちらからご確認ください。