江戸時代の天皇
2019-04-01 11:02:13

国立公文書館春の特別展「江戸時代の天皇」の魅力を徹底解説!

国立公文書館春の特別展「江戸時代の天皇」



国立公文書館では、平成31年4月6日から5月12日まで、春の特別展「江戸時代の天皇」が開催されています。これは、江戸時代における天皇の役割や位置づけに焦点を当てた展示で、特に光格天皇をテーマにした貴重な資料が多数展示されています。

光格天皇を描いた45メートルの絵巻


本展の目玉ともいえるのが、光格天皇が上皇の御所である桜町殿に移動する際の行列を描いた全長45メートルの絵巻です。この絵巻は、天皇の乗り物である「鳳輦」や、その行列を見物する人々、さらには京都所司代による警固の様子まで美しく表現されています。見る人々に当時の風景を伝え、豊かな歴史を感じさせる一品です。

江戸時代の改元の多様性


江戸時代においては、天皇の即位による改元だけでなく、さまざまな理由から改元が行われていました。大火や地震、病気の流行、異国船の来航など、社会情勢が改元に影響していたのです。また、元号の選定過程には時代による朝幕関係が深く関与していたことが、展示を通じて明らかにされています。

春の特別展の開催概要


本展は入場無料で行われています。場所は東京都千代田区の国立公文書館1階展示室です。アクセスは東京メトロ東西線の竹橋駅から徒歩5分です。特別展イベントとして、4月24日には企画担当者による展示解説会が予定されており、定員は90名です。この解説会では、展示の魅力をさらに深く理解することができる貴重な機会となっています。

オリジナルグッズの販売


展示を記念したオリジナルグッズも販売されており、特別展「江戸時代の天皇」に関連するさまざまな商品が用意されています。A4サイズの展示図録は全61ページで、800円(税込)で購入可能です。また、光格天皇の行列を描いたポストカードセットや、大正天皇の即位の礼を記録した文庫サイズのブックカバーも販売されています。

音声ガイドと展示ナビゲート動画


本展では、音声ガイドも用意されています。名ナレーターの窪田等さんの音声による解説は、約46分にわたって22項目が用意され、さらに展示会場では大型ディスプレイを使ったナビゲート動画も上映される予定です。

江戸時代の天皇に迫る展示の構成


本展は、平成31年の天皇陛下の御退位と皇太子殿下の御即位を記念して企画されました。展示は「天皇と将軍」、「元号の選定と改元」、そして「天皇・朝廷と民衆」といった章に分かれており、さまざまな視点から江戸時代の天皇の役割を探求します。

まとめ


国立公文書館の春の特別展「江戸時代の天皇」は、歴史的価値が高い資料を多数展示しており、おすすめのイベントです。光格天皇に関する詳しい情報やエピソードを知ることで、江戸時代の日本の歴史をより深く理解できることでしょう。皆様のご来館をお待ちしております。

会社情報

会社名
独立行政法人 国立公文書館
住所
東京都千代田区北の丸公園3-2
電話番号
03-3214-0621

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