大阪ミナミの玄関口「なんば広場(仮称)」が先行オープン!賑わいの創出に向けた社会実験も開始

大阪ミナミの玄関口「なんば広場(仮称)」が先行オープン!賑わいの創出に向けた社会実験も開始



大阪市は、2024年7月に策定した「なんば駅周辺における空間再編推進事業整備プラン」に基づき、世界をひきつける観光拠点として、上質で居心地の良い空間の創出を目指しています。より歩行者にとって安全で安心な空間となるよう、なんば駅周辺道路空間の再編に取り組んでいます。

その一環として、工事範囲のうち、なんば駅前の広場部が「なんば広場(仮称)」として、2025年11月23日に先行オープンします。

先行オープンで実現する「上質な空間」



「なんば広場(仮称)」は、大阪の南の玄関口として、上質な空間とするとともに、多様な活動の舞台となる空間を創出するため、ベンチ、照明灯などを設置します。

広場の面積は約6,000平方メートルで、中央部に滞留空間を形成します。
広場の西側には、さまざまな活動で利用できるベンチを整備します。
既存のクスノキに加え、四季を感じられるサクラやケヤキを新植します。
周辺環境を考慮した照度を確保するスポットライトを整備します。
御堂筋と連続性を持った上質感のある舗装(擬石平板)を採用します。

賑わいの創出に向けた社会実験



「なんば広場(仮称)」では、再編後の道路空間における賑わいの持続的な発展のため、行政と適切に役割分担を行いながら、地域と連携したエリアマネジメント組織が担い手となる管理運営を目指します。

広場のオープン後、2025大阪・関西万博に向けて当面の間、大阪市と地元団体が連携しながら広場の管理運営を行う社会実験を実施します。

社会実験期間中は、実施主体が運営ルールを定め、広場の利活用による賑わいの創出や、財源を確保し、清掃・警備など地域環境を保全する活動に還元する手法の構築を目指して、以下の内容を実施します。

広場及び周辺の維持管理
広場の利活用
滞在環境の創出
* イベントなど広場等の使用に係る受入れ窓口

地域活性化への期待



「なんば広場(仮称)」のオープン後、地域の回遊性向上や、ミナミのエリア価値向上に資するイベントが実施される予定です。関係機関と協議が整い次第、なんば広場マネジメント法人設立準備委員会から内容が公表される予定です。

「なんば広場(仮称)」は、大阪ミナミの新たな賑わいの中心地として、観光客や地元住民にとって魅力的な空間になることが期待されます。

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