上海のブライダル市場に新たな挑戦！施社長が来日しビジネスを展開

上海婚礼センターが新たなブライダル文化を創出

東京ドームのグラウンドがすっぽり収まるほどの規模を誇る新しいブライダル施設、【上海婚礼中心】が10月に上海にオープンします。この施設は、富裕層を対象としたブライダルイベントのための特別な空間です。上海雲海グループが運営するこの場所は、婚礼ゲストハウスとホテルを併設し、上海の若者たちからも注目を集める事業の一環です。

日本式ブライダルの影響

施有毅社長が率いる上海雲海グループは、人気の「日本式」ブライダルスタイルを取り入れた新しいスタイルを提案する計画を立てています。この新たなスタイルは上海の流行に敏感な若者層にアピールし、特に日本のブライダル企業にとっては新市場を開拓するチャンスとなります。

施設では、パーティーの模様を巨大なスクリーンで映し出し、特別なヘリポートも設置されるなど独自の魅力を創出しています。1200人が座れる大規模な宴会場には、演出用の昇降式ランウェイもあり、結婚式の演出に新たな価値を提供します。

婚礼専門ショッピングフロア

さらに、婚礼ゲストハウスの1階には婚礼専門のショッピングフロアが設置されます。このフロアには22の専門店が並び、結婚式を考えるカップルにとって必要なアイテムが揃う特別な空間として設計されています。特に、日本のブライダル企業が誘致されている点が大きな特徴と言えるでしょう。

この新しい試みに対して、施社長は8月27日に緊急来日し、日本のブライダル企業と面会し、シンポジウムを行う予定です。日本のメディアからの注目も集まっており、施社長は8月29日に日本での活動に関する情報を提供する時間も設けています。

施有毅社長のビジョン

施社長は過去2年間の日本滞在中に、日本式のサービスの魅力を学び、上海の結婚式市場に本格的に参入する意向を示しています。上海の婚礼マーケットは、近い将来、1兆円規模に達するとの見込みであり、日本の婚礼市場全体が約3.5兆円とされる中、非常に大きなビジネスチャンスが存在します。

施社長は、この新しいコラボレーションを通じて、日本の文化とサービスを取り入れたブライダルスタイルを提案し、上海の婚礼市場に新風を吹き込みたいと考えています。会場は具体的なプランやデザイン、サービス内容についての情報をもとに、参加する企業の募集中です。

興味のある方は、施社長との個別面談やインタビューの機会もあるため、詳細については連絡してください。国際的なフュージョンを背景に、今後の展開が期待されるこのブライダル施設を要注目のプロジェクトです。