株式会社Genki Global Dining Conceptsが新たに立ち上げるブランド「うな釜」が2025年2月22日に大阪のなんばCITYにオープンします。この新ブランドの開店は、鰻料理を通じて日本の伝統的な食文化を広めることを目指した、さらに進化した試みです。
1968年の創業から、同社は寿司を中心としたレストランチェーンを国内外で展開してきました。1993年にはハワイにも進出し、世界中に日本の美食文化を広め続けてきました。2024年には訪日観光客数が過去最高を記録したことを受け、「鰻料理」を新たな柱に据えることが決定しました。
「うな釜」の店舗は、訪れる全ての人々に鰻の魅力を伝えることをコンセプトに、「より身近に」「より楽しく」「より美味しく」をモットーにしています。これは、訪日観光客、ビジネスマン、そして家族連れなど広範囲なターゲットに向けて、高品質でありながらリーズナブルな価格で鰻料理を提供することを目的としています。
ブランドロゴの意図
新ブランドのロゴは、「うなぎ」と「羽釜」を連想させるデザインとなっており、特に10代から20代の若者たちに気軽に足を運んでもらえるよう配慮されています。余計な敷居を取り払い、店内の雰囲気を親しみやすくしました。特に「う」の文字を太く、丸みを引き出すことで、親しみやすさを強調しています。
魅力的な店舗デザイン
第1号店「うな釜 なんばCITY店」はなんば駅から直結で、アクセスも非常に良好です。大阪・関西万博の開催を目前に控え、訪日観光客やビジネス関連の客様が多く訪れることが予想されます。店内は「クラシカル+和」をテーマにしたデザインで、江戸紫を基調としたインテリアが特徴です。また、全席にタッチパネルが設置されており、日本語・英語・中国語・韓国語にも対応。訪日観光客でも安心して食事を楽しむことができる環境が整っています。
こだわりの鰻料理
「うな釜」の最大の特徴は、鰻とご飯の品質に対する徹底したこだわりです。鰻は蒸しと焼きの過程にマニュアルを導入しており、安定した美味しさを実現しながらもコストパフォーマンスを維持しています。さらに、使用する米は国産で、羽釜を使って炊き上げることで、米本来の艶や香りを最大限に引き出しています。
地球規模の環境問題に配慮し、鰻の肝は肝煮に、骨はせんべいにするなど、食材ロスを減らすための取り組みも行っています。また、ディナータイムには「うな酒場」として、魚介類の刺身や多彩なおつまみを提供。ビールや日本酒と一緒に楽しめる居酒屋スタイルで、仕事帰りにもぴったりな楽しみ方が可能です。
注目のメニュー
代表的なメニューには「うな重 竹」(1,200円、税込)や、「国産うな重特上」(4,380円、税込)などがあり、どれもこだわりの鰻と羽釜で炊いたご飯の美味しさを堪能できます。さらに、食事を軽く楽しみたい方のためには「ちょい飲みセット」(980円、税込)がディナー限定で提供されています。
オープンを記念して、3日間限定の特別メニューが200円引きで提供されるキャンペーンも用意されています。今後、「うな釜」は2027年までに全国の主要都市に33店舗を展開する計画を立てています。
まとめ
新たに誕生する「うな釜」は、鰻料理を通じて日本の豊かな食文化を伝えるとともに、さまざまなお客様に新しい形で楽しんでもらえる場所を提供します。これからの展開に期待が寄せられます。