バーチャルキュレーター育成
2023-02-28 08:30:02
バーチャルミュージアム革命!バーチャリオンがキュレーター育成プログラム始動
バーチャルミュージアムを牽引する人材育成プログラム
近年、デジタル技術の進化に伴い、博物館や美術館におけるバーチャル展示の重要性が高まっています。アフターコロナ時代において、物理的な空間の制約を超えた展示方法が求められる中、バーチャル空間での展示は、新たな可能性を秘めた革新的なアプローチとして注目を集めています。
バーチャリオン株式会社は、この変化の波に乗り、バーチャルミュージアムの企画・運営に携わる人材育成プログラムを2023年2月に開始しました。このプログラムは、バーチャル空間上での展示技術を習得し、バーチャルキュレーターとして活躍できる人材育成を目的としています。
プログラムの内容と特徴
本プログラムでは、バーチャル展示に関する幅広い知識と実践的なスキルを習得できます。オープンデータの活用方法、既存資料の管理・アーカイブ化、オンライン上での展示公開方法などを学ぶことができます。さらに、バーチャリオンが実際に関わっているバーチャル展示プロジェクトに参加することで、実践的な経験を積むことができます。
参加大学と期待される役割
既に琉球大学、岩手大学、大阪大学などから、学芸員資格を持つ、または取得過程にある人材が参加しています。本プログラムは、学芸員資格取得者にとって、専門知識を活かせる新たなキャリアパスを提供するだけでなく、博物館・美術館のあり方を革新的に変える人材育成を目指しています。バーチャルキュレーターは、国内のミュージアムを海外に発信する役割や、バーチャル空間での資料の新たな活用方法を開拓する役割が期待されています。
バーチャリオンの技術力
バーチャリオン社が開発した独自のバーチャル展示作成システム「Virtualion®︎」は、文化財や美術品の配置だけでなく、照明や光の調整、順路の設定なども詳細に設定できます。360度回転する展示物や、空中を浮遊する展示物など、バーチャルならではの表現方法も可能です。作成された展示はオンラインで公開したり、博物館の企画展のアーカイブとして活用することができます。
Virtualion®︎は、その革新的な技術が評価され、第50回リバネス研究費incu・be賞を受賞しています。研究テーマは「博物館資料のためのVirtual展示設計論に向けた鑑賞体験分析手法の開発」で、鑑賞体験の向上に重点を置いた研究開発が進められています。
バーチャリオン株式会社について
バーチャリオン株式会社は、2021年6月11日に設立された企業です。バーチャル展示シミュレーターの開発・制作、バーチャル展示のキュレーション、アーカイブ、評価、そして教育プログラムの提供など、幅広い事業を展開しています。
主な事業内容:
バーチャル展示・シュミレーター制作
バーチャル展示のキュレーション
バーチャル展示のアーカイブ
バーチャル展示の評価
展示システムを利用した教育プログラムへの提案・実装
仏閣・寺院での3Dデータ化
* 博物館・美術館での3Dデータ化
バーチャリオン社は、独自の技術と教育プログラムを通して、バーチャルミュージアムの未来を創造し、文化遺産の新たな価値創造に貢献していきます。
まとめ
バーチャリオン社のバーチャルキュレーター育成プログラムは、博物館・美術館の未来を大きく変える可能性を秘めています。このプログラムを通して育成された人材は、バーチャル展示という新たなプラットフォームを活用し、文化遺産をより多くの人々に届ける役割を担うことになるでしょう。
会社情報
- 会社名
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VIrtualion株式会社
- 住所
- 東京都中央区晴海2-2-42-3612
- 電話番号
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