森永乳業が2年連続で「共感!”IR賞」を受賞
森永乳業株式会社が、一般社団法人日本IR協議会主催の「IR優良企業賞2025」において、”共感!”IR賞を受賞しました。この受賞は、IR優良企業賞に応募した企業の結果を投票に基づいて評価するもので、積極的なIR活動を通じて企業の良い事例を広めることを目的としています。初めてこの賞が創設されたのは2020年で、年ごとに企業の活動が多様化する中で、今回のエントリーは227社に達しました。これらの中から18社が選ばれ、森永乳業もその一員として受賞に至りました。
高評価の背景となる取り組み
2025年のテーマは「新たな株主層を開拓するための取り組み」であり、このテーマに従い、森永乳業は社外取締役との新たなコミュニケーションの場を設けることに注力しています。特に評価されたのは、2024年12月に開催された「社外取締役スモールミーティング」です。このミーティングは、社外取締役全員が参加し、投資家とのフリーディスカッションの場として設けられました。
約90分間にわたるこの会議では、参加者が社外取締役に対して率直な意見を述べる機会が設けられました。投資家からは「直接的に意見を伝えられたのは初めてだ」との反応があり、社外取締役からの情報提供も好評を得ました。出席者の中には「社外取締役が自らの役割を理解している様子を感じた」といった意見もあり、企業の透明性を高める試みに対する高い期待が伺えます。
持続可能な活動の推進
森永乳業グループは、今後も資本市場との対話を重視し、積極的な情報開示を行っていく方針です。企業の成長には、投資家との信頼関係が不可欠であり、引き続き透明性のあるコミュニケーションを大切にしていくことが強調されています。
このような取り組みが評価され、2年連続での受賞に繋がったことは、今後の森永乳業にとってさらなる成長を促す原動力となることでしょう。今後もその動向に注目が集まります。
取締役のプロフィール
- - 中村取締役
- - 吉永取締役
- - 富永取締役
- - 池田取締役
森永乳業は、今後も株主に対する情報提供や対話の深化を目指し、企業の信頼性を高めるための努力を続けていくことを発表しました。