飯豊町スペイン文化の日
2018-11-20 13:49:38
飯豊町で開催されたスペイン文化の日の魅力と可能性
飯豊町でのスペイン文化の日イベント
山形県の飯豊町で11月11日、「飯豊町スペイン文化の日」が開催されました。これは、スペインの「ゼロ・ゾーン」プロジェクトが紹介される特別な日で、地域の観光促進や産業の発展を目的としています。イベントは、ユニバージー日本本部の協賛のもと行われ、盛況に進行しました。
「ゼロ・ゾーン」とは?
「ゼロ・ゾーン」は、スペイン北部のアラゴン州ウエスカ県に位置する小さな町アインサにおいて、過去に忘れ去られていた古道や山道を再生し、観光資源として活用するプロジェクトです。このプロジェクトの立役者であるホルヘ・ルイス・デ・エギラス氏が、飯豊町に来日し、彼の成功体験を直接持ち寄りました。
デ・エギラス氏は、山道や古道をマウンテンバイクのルートとして再生させ、さらに国際レース「エンデューロ・ワールド・シリーズ」を町に誘致した実績を持っています。これらの経験は、飯豊町の住民にとっても貴重な学びとなりました。
飯豊町とアインサ町の交流
飯豊町は、米や野菜、果実といった農業や和牛などの酪農業が盛んな地域ですが、観光業はまだ発展途上です。飯豊町の自然美は国内でも評判で「日本で最も美しい村」に選出されるほどです。その一方で、アインサ町も過疎化と高齢化という課題を克服し、美しい村連合として認められています。
ユニバージー社は、このふたつの町の交流によって相互に繁栄がもたらされると考え、デ・エギラス氏を飯豊町に招待しました。彼は8日間にわたり観光関連企業や地元のマウンテンバイク愛好者と交流し、アインサ町の成功モデルを飯豊町に適用できるかどうかを探りました。
文化交流と美食の祭典
イベント当日、飯豊町では多彩なプログラムが用意されました。フラメンコショーの発表や、スペインプロサッカーリーグによるサッカーグッズの抽選会も行われ、訪れた人々にثقشافさを提供しました。また、スペインシェフが調理したパエリアや高級生ハムも振る舞われ、訪れた皆様を楽しませました。
このイベントは、ユニバージー社のCSR活動の一環として開催され、駐日スペイン大使館、スペイン政府観光局などが後援しています。飯豊町とスペインの文化と交流が深まることで、新たな観光資源の創出が期待されています。
未来への期待
飯豊町でのスペイン文化の日は、今後の観光誘致や地域の活性化に大きく寄与するイベントとなることでしょう。また、デ・エギラス氏が紹介したゼロ・ゾーンのモデルが、飯豊町にも実現し、地域が一体となって発展していくことが期待されます。このように、国を超えた交流が、地域の未来を明るくする力を持つことを示しています。
会社情報
- 会社名
-
UNIVERGY株式会社
- 住所
- 東京都港区六本木 3丁目16番26号ハリファックスビル6階
- 電話番号
-
03-6229-3390