新世代の製本技術を実現する国産ポリオレフィン糊「PO-Gen2」の登場
2026年3月3日、パラシュート株式会社(東京都世田谷区)が、積水フーラー株式会社と提携し、無線綴じ製本専用の国産ポリオレフィン糊「PO-Gen2」の販売を開始します。この新しい糊は、製本業界に新たな風を吹き込むことが期待されています。
ポリオレフィン糊の魅力とは?
「PO-Gen2」は、これまで主流であったEVA糊と比較して、接着強度が大幅に向上しており、製本した書籍を大きく開くことが可能になります。また、EVA糊の設備で製本が行えるため、導入の手間が少なく、自社の設備を活用しながら顧客にさらなる付加価値を提供できるという点が魅力です。
製本業界の課題と新製品の役割
製本業界では、従来のEVA糊における夏場の熱問題や、PUR無線綴じによる高額な設備投資と歩留まりの悪さが課題となっていました。PUR糊は乾燥時間が約6時間必要で、そのための運用コストも高く、業者にとっては大きなハードルです。
「PO-Gen2」は国産で浜松の工場で製造されるため、信頼性の高い安定供給が可能になり、これまでの課題解決に大きく寄与することが期待されています。特に、夏場の保管状態でも安心して使用できる性能を持っているため、多くのブランドオーナーからの支持も集めています。
製造面でのメリット
製造面でも、PO糊はEVA糊に比べて糸引きが少ないため、機械内部が汚れにくくなります。これにより、清掃作業が少なくなり、結果的に無線綴じ機の稼働率を向上させることが可能です。また、EVA糊に比べて臭いも抑えられており、オペレーターの健康を考慮した設計がなされています。従業員の健康を重視する企業イメージの向上にもつながるでしょう。
商品詳細と価格
「PO-Gen2」の価格はオープンとなっていますので、詳細はお問い合わせが必要です。製本品質に対する顧客の要求は年々高まっており、この新しい糊を利用することで多くの課題に対して有効な解決策となることが確実視されています。
代表者の意気込み
パラシュート株式会社の代表取締役である兵藤伊織氏は、「顧客からの製本品質要望は年々高まってきております。しかし機械の稼働率、従業員の健康面など、印刷製本業界には様々な課題があります。それを解決する手段として国産PO糊をご利用いただけることを期待しています」と述べています。
企業情報と特設サイト
パラシュート株式会社は、デジタル印刷に特化したサービスを提供する企業です。デジタル印刷の価値を世界規模で展開し、さまざまなニーズに応じたサービスを構築しています。新商品「PO-Gen2」の詳細情報については、
こちらの特設サイトでご確認ください。
パラシュート株式会社の所在地は以下の通りです:
- - 住所: 東京都世田谷区太子堂4丁目18-15 マガザン三軒茶屋2 3F-3
- - 電話: 070-3348-4857
- - 創業開始: 2024年9月2日
今後もデジタル印刷と製本の分野で革新的な取り組みを続けていくことでしょう。期待が高まります。