Santecが新たに発表した光デバイス評価プラットフォーム
愛知県小牧市に本社を置くsantec LIS株式会社は、このたび光デバイス評価のための掃引測定プラットフォーム「STP-100」と、高ダイナミックレンジを誇る4チャネルパワーメータモジュール「MPM-315」を発表しました。近年、AIインフラの拡大やシリコンフォトニクス技術の進展により、高速で高機能な光デバイスの需要が急増しています。このような市場ニーズに応える形で、santecは新たな評価システムの開発に着手したのです。
STP-100の特長
STP-100は、santecの波長可変光源(TSLシリーズ)を活用し、高速掃引測定に最適化されたプラットフォームです。複数の機能モジュールの統合が可能で、最大6スロットのモジュールを備えています。これにより、光パワーメータ、偏波コントローラ、光スイッチなどを自由に組み合わせることができ、システム構成の最適化を実現します。
また、STP-100は従来モデル比で4倍のデータ転送速度を実現(100Mbps)、高スループットな光デバイス評価が可能となりました。そうした技術革新により、研究開発から生産ラインにかけて、光デバイスの評価用途を幅広くカバーできます。
MPM-315の能力
MPM-315は高ダイナミックレンジを誇る4チャネルパワーメータモジュールで、独自の検出技術を用いています。この技術により、1回の波長掃引で広範囲の測定レンジが可能となり、高精度な光パワー測定を実現。特に波長依存特性評価や高損失デバイスの測定において、その真価を発揮します。
最大6台のMPM-315を搭載することで、最大24チャネルの光パワー測定システムが構築可能であり、複雑な多チャネル測定が必要なアプリケーションでも対応できます。
既存システムとの互換性
STP-100およびMPM-315は、既存のMPMシリーズとの通信コマンド互換性を維持しているため、既存のシステムからの移行も簡単です。このような設計が、ユーザーにとっての障壁を低くし、技術の導入を促進します。
与えられた機会0
2026年10月から受注が開始される予定であり、さらなる市場展開が期待されています。実際にこの製品は、2026年9月9日から開催される「CIOE 2026」にも出展される予定です。
Santecグループについて
santec LIS株式会社は、santec Holdings株式会社のグループ企業であり、1979年に設立されました。santecグループは、日本を拠点に、北米、欧州、アジアへと広がるネットワークを持ち、通信やライフサイエンス、センシングといった分野で利用される高度な光部品を提供しています。全世界で約400名の従業員がいるsantecグループは、市場のニーズに応じたさまざまな製品を展開し続けています。