栃木県那須で「持続可能なまちづくり」を推進する新施設「GOOD NEWS」オープン

栃木県那須に「持続可能なまちづくり」を推進する新しい拠点「GOOD NEWS」

2022年7月6日、栃木県那須に開業した「GOOD NEWS」は、持続可能な社会を目指す新たな拠点として注目されています。この施設は、食品製造業を通じて社会課題を解決することを理念に掲げており、特に注目されるのがリユースカップと生ごみコンポストの導入です。

「GOOD NEWS」は、栃木県那須町の株式会社GOOD NEWSが運営しており、その背後には“食”を通じた地域課題解決のビジョンがあります。施設には、これまでの経験を活かして開設された「バターのいとこカフェ」や食品製造工場「FACTORY」、自然に配慮した店舗「NEIGHBORS」、さらに地元のミルクを使った商品が並ぶ「DAIRY」、そして地域のファミレスとして親しまれる「LOCAL RESTAURANT」が揃っています。

今回のプロジェクトの目的の一つは「持続可能なまちづくり」です。施設内では生ごみを堆肥化することで、地域循環を実現しようとしています。生ごみコンポストは、まず小規模からスタートし、徐々にその規模を拡張する予定です。このコンポストの生産物は、周辺の森林や農家に還元されることを目指しています。

「リユースカップ」で新しい食体験を提供

また、施設では「UNDER THE TREES」というカテゴリのリユースカップが導入されており、これは近隣の森での飲食体験を楽しむためにデザインされています。これにより、外での飲食が環境に優しい形で楽しめるようになります。“土があるから、僕らがある”というメッセージも込められており、自然との共生を意識させる取り組みとなっています。

アプリでの参加とサステナブルポイント

加えて、来場者や出店者が共にまちづくりに参加できる「GOOD NEWSアプリ」もリリースされています。このアプリには会員証の機能があり、会員はお買い物に対するリターンとしてサステナブルポイントをためることができます。このポイントは、同施設の取り組みに活用されるため、日常の買い物が持続可能なまちづくりに直結します。さらに、アプリ会員登録者はプレオープンイベントにも参加でき、施設の駐車場が無料になる特典もあります。