組織不正防止講演会の概要
一般財団法人日本規格協会が主催する講演会が、2025年3月17日に開催されることが発表されました。この講演会では、近年多くの企業が直面している品質不正や組織不正のメカニズムについて詳しく解説されます。
開催の背景
近年、日本のものづくりの信頼性が揺らいでいる中、多くの企業で品質不正と呼ばれる現象が問題視されています。これらの不正は、単なる品質の問題を超え、組織全体の不正の構造にまで影響を及ぼすものです。この現状を受け、組織としてどのように対策を講じるべきかが迫られています。
講演の目的
本講演会では、組織不正の常態化についての著書を執筆した講師、明治大学の會澤綾子先生をお招きし、以下の内容が扱われます。
- - 組織不正が引き起こす組織への影響
- - 日本のものづくりにおける不正のメカニズム
- - 効果的な不正防止策のフレームワーク
これにより、参加者は組織の不正防止策を見直し、効果的な対策を講じるきっかけを得ることができるでしょう。
詳細なプログラム
講演は2025年3月17日、15:00から17:00まで、東京都港区の日本規格協会本部セミナールームで開催されます。定員が限られているため、参加希望者は早めに申込を行うことが重要です。最近の社会情勢を踏まえ、ライブ配信も用意されており、Zoomを通じて参加が可能です。
申込方法
参加者は、メールまたは公式ウェブサイトから申し込むことができます。一般の参加費は9,900円、維持会員は8,800円となります。参加者には質疑応答の時間も設けられますが、全ての質問への回答が保証されているわけではないことにご注意ください。
講師プロフィール
講師の會澤綾子先生は、慶應義塾大学法学部卒業後、広告会社での法務やコンプライアンス業務を経験し、さらに大学院での研究を経て、現在は明治大学で教鞭を取っています。彼女の豊富な経歴から、組織不正に関する実践的な知見を学ぶことができるでしょう。
日本規格協会とは
日本規格協会は、1945年に設立され、国や国際的な基準の策定、マネジメントシステムの審査、各種資格登録など多岐にわたる事業に取り組んでいます。信頼性のあるものづくりを実現するための支援を行っており、企業の品質向上に寄与しています。
これからの企業にとって、組織不正に対する適切な対策は必要不可欠です。この貴重な機会を通じて、参加者がそれぞれの組織における不正防止策の向上につなげることを期待しています。