紙器メーカーの挑戦
2023-10-20 10:00:08
愛媛県のたこ焼き店とコラボ!紙器メーカーが実現した面白い箱の新しいカタチ
愛媛県のたこ焼き店とコラボ!紙器メーカーの挑戦
愛媛県に位置するたこ焼き店「たこ家」と、石川県の紙器メーカー「松原紙器製作所」が共同で行ったユニークなコラボ企画「たこ焼きマッソー」。この企画では、たこ焼きを筋肉に見立てたパッケージを用いて、食事を通じた新しい体験を提供しました。ここでは、このプロジェクトの狙いや内容について詳しく紹介します。
「面白い箱屋さん」を目指して
松原紙器製作所は、ただの箱作りに留まらず、人々に笑顔を届ける「面白い箱屋さん」を目指しています。その背景には、箱を使った可能性を広げるためのコミュニケーション重視のアプローチがあります。社内で自由にアイデアを募った結果、箱を通じた楽しい体験を作りたいという意見が多く寄せられ、その思いを形にするための戦略が練られました。
たこ焼きマッソーの概要
「たこ焼きマッソー」は、その名の通りたこ焼きを筋肉に見立てたデザインが特徴。この印象的な企画は、愛媛県のたこ焼き店「たこ家」とのコラボレーションから生まれました。通常のたこ焼きが船形の器に盛られるのとは異なり、パッケージ自体がコンセプトの一部となり、お客様を楽しませる工夫が施されています。
イベントの特徴
このイベントは、PASS THE BATON MARKET vol.13で行われ、たこ焼き店としての新しい形態が試みられました。来店されたお客様は、3種類の箱から選んだ後、固定メニューの「瀬戸内たこ焼きを」楽しむことができます。箱を選ぶことで、たこ焼き体験に驚きと新鮮さを加えることができました。
参加型の楽しさ
たこ焼きのパッケージには、食べ終わるといったん通常の見た目から、キャラクターがガリガリに痩せたようなイラストに変化する仕掛けもありました。参加者はキャラクターを選ぶ楽しみがあり、また、トレーを外す段階で新たなイラストが現れることで、想像以上の体験を楽しむことができました。さらに、立体パネルの設置により、記念撮影をすることも可能でした。
コラボの結果
このコラボレーションは大成功を収め、多くのお客様が「たこ焼きマッソー」を楽しみ、全800箱以上が完売しました。お客様からは「こんな箱に入っているんだ」と驚きの声が多数寄せられ、商品の魅力が一層引き立ちました。また、箱の写真を撮って記念として持ち帰る方も多く、このプロジェクトがただの販売にとどまらず、楽しい思い出を提供できたことは大きな成功といえるでしょう。
未来への展望
松原紙器製作所は、単なる製造ではなく、体験を重視した「面白い箱屋さん」としての姿を今後も追求していくでしょう。このようなユニークな発想のもと、さらに多くの人々に笑顔を届けるための新しい挑戦が期待されます。愛媛県のたこ焼き店とともに創り上げた「たこ焼きマッソー」を通じて、紙器の魅力や可能性を感じ取っていただければ幸いです。
会社情報
- 会社名
-
株式会社マツバラ
- 住所
- 石川県金沢市河原市町51番地
- 電話番号
-
076-257-8550