積水ハウス不動産、再編
2024-11-15 16:55:19

積水ハウス不動産グループ、2025年2月再編へ 仲介・賃貸事業専門会社へ進化

積水ハウス不動産グループ、2025年2月1日より新体制へ



積水ハウス株式会社の連結子会社である積水ハウス不動産グループは、2025年2月1日、グループ各社の再編を発表しました。これにより、仲介・不動産事業を担う「積水ハウス不動産」と、賃貸事業に特化した「積水ハウスシャーメゾン」の2社体制に移行します。この再編は、各事業の専門性強化と顧客サービス向上を目的としています。

仲介・不動産事業を担う「積水ハウス不動産」



「積水ハウス不動産」は、売主となる販売用不動産の強化と戸建分譲事業の推進に注力します。計画的な人員配置と法人活動の強化により、魅力的な土地仕入れを強化し、買主にとってより魅力的なサービスを提供する体制を整えます。

積水ハウスグループ各社との連携強化により、戸建・賃貸住宅事業における土地ニーズをタイムリーに共有することで、販売チャネルの拡大を目指します。

特に注目すべきは、積水ハウスグループの積水ハウス ノイエ株式会社から「SEKISUIHOUSE noie」ブランドの住宅事業を引き継ぎ、2025年度中に土地とセットで本格販売を開始することです。「子育て」と「資産価値」をコンセプトに、新たな住宅提案を行う予定です。

賃貸事業に特化する「積水ハウスシャーメゾン」



全国70万戸以上の管理戸数を誇る積水ハウス不動産グループの賃貸事業は、「積水ハウスシャーメゾン」として新たなスタートを切ります。高い入居率を維持しながら、DX化の推進により、オーナー様と入居者様へのサービスを強化。「日本一のプロパティ・マネジメント会社」を目指します。

シャーメゾンブランドの活用により、ブランド力の更なる強化も目指しています。入居者向けには、シャーメゾン専用の募集サイト「SHM.com」や入居者様専用アプリ「シャーメゾンライフCLUB」を提供し、利便性の向上に努めています。

関連会社として、積水ハウスシャーメゾンパートナーズ(連帯保証人不要プランや賃貸入居者総合保険を提供)、積水ハウスシャーメゾン少額短期保険(入居者様の安全・安心を支援)、積水ハウス信託(不動産管理信託を専門とする会社)も存在し、グループ全体で顧客サポート体制を強化しています。

全国を網羅する営業体制



「積水ハウス不動産」は、東日本、東京、中部、関西、西日本と5つの営業本部を配置し、全国を網羅する体制を構築しています。各エリアの特性に応じた土地仕入れの強化や拠点間の連携強化により、地方の土地購入を希望する顧客への対応も迅速化されます。

まとめ



積水ハウス不動産グループの再編は、事業の専門性強化と顧客サービス向上という明確な目的を持って行われます。新たなブランド戦略、DX化の取り組み、全国規模の営業体制強化など、今後の展開に大きな期待が寄せられます。今回の再編が、不動産業界に新たな風を吹き込む可能性を秘めていると言えるでしょう。


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会社情報

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積水ハウス
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