最新のAI技術を駆使したi-PRO Remo.専用PTZカメラの登場
i-PRO株式会社が、2024年11月に新たに発売するPTZ(パン・チルト・ズーム)カメラのラインアップに注目が集まっています。本製品は、AIプロセッサーを搭載したコンパクトなネットワークカメラで、主に「i-PRO Remo. Service」専用に設計されているため、業務改善を期待する企業にとっては見逃せないアイテムとなっています。
i-PRO Remo.サービスの特徴
このカメラは、i-PRO Remo. を利用することで、現場で記録された映像やライブ映像をクラウド経由で管理・確認することが可能です。最大1,000台までのカメラを一元管理でき、リモートワークや多拠点の業務効率化に寄与します。特に、スマートフォンやPCからのタイムリーな確認は、移動コストの削減及び状況に応じた即時対応を実現します。
また、i-PRO Remo.契約者向けには、さまざまな解析を通じてマーケティング戦略を立案するための無償サービス「TrAI」を提供しています。このTrAIでは、特に「AI人数カウント」と「AI混雑検知」アプリケーションが利用されており、これらは新しいPTZカメラにプリインストールされているため、初期設定の手間がかからず、すぐに高機能な解析が可能です。
主要機能と特長
1.
AIによる物体検知と識別
- 最大で2つのAIアプリケーションを同時に使用できる機能を搭載し、来店者数や混雑状況をクラウド上で簡単に把握できます。
- 動体検知やマスク非着用検知、顔認識など、多様なAIアプリケーションを目的に応じて追加可能です。
2.
高精度の自動追尾機能
- AIによる的確な人物や車両の検知が行われ、自動追尾がスムーズに行えるため、ジョイスティック操作が不要になります。
3.
コンパクト設計
- 小型の筐体は、低い天井や狭いスペースへの設置を可能にし、高速・高精度・高耐久性を実現しています。
- 屋外使用向けモデルでは、IP66の防塵防水性能、及びIK10の耐衝撃性が備えられ、過酷な環境下でも信頼性を確保します。
4.
強化されたサイバーセキュリティ
- 第3者機関による電子証明書と高度なハードウェアにより、データの改ざんやなりすましからシステムを守ります。
利用シーンの拡がり
このi-PRO Remo.専用PTZカメラは、特に多拠点の監視が求められる業種において有用です。例えば、店舗やオフィスビルなどで人の往来をリアルタイムに把握しつつ、特定の状況に応じてピンポイントで確認することが可能となります。これにより、安全性の確保はもちろんのこと、マーケティングデータを分析する基礎としても大いに役立つでしょう。
まとめ
i-PROの新しいPTZカメラは、業務改善を目指す企業にとって強力な武器となります。AI技術を活用した様々な機能が搭載され、使いやすさとセキュリティの面でも高い信頼性が確保されています。これからのビジネスシーンでの活躍が期待される製品です。